久々更新。『蒼の乱』を観てきたよ。

すっかり春になりまして、えぇ、更新をサボタージュしておりましたTARです。ポタージュを飲んでおりましたTARです。「イイ加減、更新せんといかんなぁ。どげんかせんといかんなぁ」とは思っていたんですけど、いかんせん、ヤル気が別の方向にいっておりまして、えぇ、禁煙しとります。消費税8%に伴い、禁煙しとります。意外にスムーズに禁煙突入で、自分でもビックリ。あぁ、そんなに吸いたくならねぇなぁって。


てな具合で、先週、劇団☆新感線の『蒼の乱』を観てきたよ。初めて行ったけど、シアターオーブってすげぇのな。渋谷駅の真ん前、ヒカリエの中にあんだけど、超広い!吹き抜けとか、空間の使い方が贅沢。「気持ちのイイ吹き抜けですねぇ」って『渡辺篤史の建もの探訪』か!ってぐらい空間が贅沢に使われてて、ちょっぴり目眩がするわ。なんてウソを交えつつ、相変わらずの特殊能力で獲得した2列目で観劇。近過ぎて逆に観づらい。客席の間を花道のように役者が登場してくる場面とか、全然気が付かない。もし気が付いたとしても、ワザワザ後を振り返らないと観えない。あと、確実に舞台上の役者からも見える位置に座ってるから、全然違うトコロを観てたりすると「あ!コイツ、別のトコ観てやがるな」って分かっちゃいそうで怖い。さらに、舞台上の役者の生声とスピーカーからの音響とが微妙にズレるからナニ言ってるかが聞きづらい。みんなで歌う歌なんて特にヒドい。とは言え、主役が喋っている時に、舞台の端で脇役がマイクが拾わないぐらいの声でボソボソッと喋ってる声が聞こえるのは前列に座ってる観客の特権。


ストーリーとしては、平安時代中期の承平天慶の乱がモチーフ。関東地方では平将門、瀬戸内海では藤原純友が同時期に起こした朝廷への謀反。将門を演じるのは松山ケンイチ、そしてその妻蒼真を演じるのが天海祐希。天海さんの舞台復帰第1作目。さらに、東北地方の流浪の民蝦夷”の王として平幹二郎、その家来として早乙女太一、朝廷の役人として梶原善。あとはいつもの劇団員の方々。新感線の看板であるF先輩コト古田新太が居ないの本公演としては、そこそこ豪華のキャスト。


松ケン(≠サンバ)は、さすがに大河ドラマや大コケした映画『カムイ伝』でガッツリと鍛えられたからか殺陣は上手い。ただ、役者として面白かったかって訊かれたら「う〜ん・・・」ってカンジ。松ケンって元々が青森出身で、自分で田舎っぺキャラを全面に出してるから、将門という純朴で一途、単純で不器用な田舎の若武者を演じても全然意外性がないのよ。あと、映画中心の映像仕事ばかりやってきたからか、舞台の上で”普通の演技”が既に不自然。さりげなく歩くとか、「はい。ココで4歩歩きます」的な動きになるし、ナニかを力説する時に手を動かすのも、妙にぎこちない。これから舞台を踏んでいけば、元々が演技派なんだからスグに上手くなると思うんだけどね。今後に期待ってトコでしょうかね。


今回で新感線の舞台が3回目の早乙女太一も、相変わらず謎の剣士の役。まぁ、今回は多少はキャラが明るくなったけど、過去2回とテイストは同じ。殺陣のキレはバツグンだし、キレ長の目が持つ妖しい雰囲気が独特の彼ですが、アクションが多い新感線の舞台との相性は良いんだけど、「毎回同じような役=他に引出がない」ってコトなんだろうね。逆に言えば、他にそういうキャラの俳優さんが居ないってコトなのかも。ちなみに、今回は実弟早乙女友貴も敵役として出演していて、二人の殺陣のシーンがあるんですが、これがまぁ、高速過ぎてビビるわ。回り舞台で足元が不安定なトコで跳んで斬って。チビッコの頃からカラダに叩き込まれたワザってすげぇなって思った。多分、弟も今後の新感線の公演の常連になると思うわ。


んで、天海さん。新感線初の女性座長。まぁ、キレイですわ。腕とか首とか細ぉ〜いのに病的な細さじゃないの。スラリと伸びた健康的な細さなの。で、立ってるだけで絵になるし、照明とは別に後光が差してるようなオーラ。それが動くと、しなやかで優雅。花びらが舞い落ちるよう。歌も上手いし、踊りも上手いし。さすが宝塚史上最速でトップに登りつめただけあって、存在感がハンパじゃない。昨年の舞台降板以来、舞台復帰第一弾とはとても思えないぐらい堂々としてる。ただ、宝塚でアクションをするコトも無かっただろうから、2幕で剣を持つシーンになると、ちょっとお粗末。やっぱり天海さんには、自らが剣を持つんじゃなくて、部下をアゴで使うような姉御肌のキャラクターを演じ続けて欲しいわ。


と、これだけ豪華なキャストが集まったってのに、全体的な正直な感想としては「物足りない」ってトコロ。何故ならば、ストーリー(=脚本)がイマイチなのよ。冒頭、平安貴族の酒席の余興として殺されそうになっている蒼真(天海さん)を将門(松ケン)がたまたま助けるんだけど、なんだか分からない間に、その二人が恋に落ちてて、いつの間にか結婚するとか言ってるんだもん。お互いの心情の揺らぎみたいなモノが全く表現されてないから、感情移入もできないし、全然ストーリーについていけない。で、将門の故郷である坂東(=関東)に戻ってくるんだけど、争いを好まないハズの蒼真が、夫である将門のために剣を取るってのも唐突。今までの中島かずきの戯曲では、後半になると裏切りに次ぐ裏切りで敵味方が二転三転するのは当たり前なんだけど、今回は主人公がブレブレになって、どんどん面白くない方に面白くない方に展開。途中「バッカバカしい」って呆れちゃったもん。まぁ最終的にはちゃんと収まるトコロに収まって、大団円を迎えるんだけど、諸手を挙げて「面白かったぁ!」とはならなかったねぇ。最後の最後、天海さんのラストシーンで救われたカンジ。


次に新感線を観るのは、日本を代表する叩き上げの2つの劇団『新感線』と『大人計画』の奇跡のコラボ『ラストフラワーズ』になるのかな。松尾さんが戯曲を書くらしいから、ど〜なるコトやら。

増税前の駆け込み需要狂想曲

はい。気が付いたら3月も最終日。明日から新年度。ちぅコトは、消費税が8%になりますな。コレを機にタバコも止めようと思いますが、果たしてどうなるか。で、昨日の日曜日も、近所に買い物に行くと”増税前の買い溜めラストチャンス”とかで、日用品や冷凍食品、缶詰やレトルト食品、酒類を売り場の全面でアピール。関東地方は朝から大荒れの天気で、開花した桜の花も散っちゃうんじゃねぇかと心配するぐらいだったのに、消費者心理ってのはスゴいね。みんな、ショッピングカートに山の様に米やら発泡酒やらトイレットペーパーやらインスタントラーメンやらを積んでました。でも、どぉなんでしょ?トイレットペーパーやら箱ティッシュやらを消耗品だし痛むモノじゃないからって買い溜めして、いつ使い切るんだか。例えば、5箱で税抜298円の箱ティッシュ、5%の税込は313円だとする。8%になったら322円。その差、9円。チリも積もれば山となるとは言え、そんだけのために嵩張るモノを買って、自宅に置いておくモンかね?邪魔になってしゃ〜ねぇわ。


朝の番組でも買い物客にインタビューしてて、日用品を含めた1万数千円の買い物を増税後と比較して「500円ちょっと得をした」と言ってました。さらに「お肉のパック一つ分だと思うとバカに出来ない」的な発言。それが一般的な主婦感覚ってモノなのかな?心理としては分かるのよ。「どぉせいつかは買うモノだから、安いうちに買っておきたい」っていうのは分かる。ただ、家とかクルマとかなら3%とは言えバカにならない金額だから駆け込み需要ってのも分かるけど、日用品やらインスタント食品を買い溜めしたトコで、たかだか数百円とかのレベルなのに、家族揃って目の色変えて買い物してるのが、分からない。理解できない。そんなに爪に火ぃ灯すような赤貧生活を送ってるの?昨日もダース入りの発泡酒の箱を4箱も積んだお父さんを見たけど、だったら飲まなきゃイイのに。酒なんて嗜好品だろうがよ。しかも発泡酒。ビールが飲みたいけど高いから発泡酒で我慢っていう心理が透けて見えるよな。そんな必死になるぐれぇなら、オレは週イチでプレミアムモルツかエビスを1本だけしか飲まないっていう生活を選ぶわ。まぁ、こんなコト書くと「1円を笑うモノは1円に泣く」とか言われるんだよな。


別に小銭を蔑視してるワケでもないのね。ただ、そこに固執して得るモノがねぇな、って思うだけ。お金は大事よ。生活していくうえで、お金が無いのは問題外。まずはお金がベースになるってコトぐれぇ、40過ぎりゃ分かってるわ。でも、それが”目的”になっちゃってねぇ?「○○円、得した」とか、得するコトが買いモノの目的になってる。実際に得してんのかどうか知らねぇけど。志の輔新作落語に『ハンドタオル』ってのがあるのね。買い物に行った奥さんが、スーパーで「3,000円以上お買い上げのお客様にハンドタオルをプレゼント」っていうキャンペーンを見つけて、3,000円になるようにレジの横にあった見切り品のシュークリームのパックを3つカゴに放り込んで買って帰るって噺。それを聞いた旦那さんが「オマエはどうしてそうなの?」って怒るワケさ。「え?なんで?ハンドタオルが貰えたのよ?」「だからって、賞味期限が今日のシュークリームを3つも買う必要ないだろう?」「でも、シュークリーム買わないとハンドタオル貰えなかったのよ?」っていうやりとりがあるのね。増税前だからって、日用品やらをガンガン買うって、それに近いカンジに思えるんだわ。「増税前に買ったからお得だったわ」って。確かにハンドタオルを貰えるからってシュークリームを買うのと、いつか買うモノだから買うってのは、若干の違いがあるのかも知れないけど、そんなん些細な違いでしかない気がする。


でね、オレの予想では、スーパーとしても増税前の駆け込み需要で相当モノが売れるだろうからって在庫もいっぱい用意したんだけど、全部が売り切れるワケじゃねぇから、結局は在庫が余っちゃって、4月の中旬ぐれぇになったら、在庫一掃的に増税前と同じぐらいの価格で安売りするんじゃねぇかと思ってる。70年代のオイルショックの頃じゃねぇんだから、モノが無くなるワケじゃねぇしな。まぁ、イイんじゃねぇの?それでも「得した得した」ってホクホクしてる人も居るんだから。

大家族って何人から大家族扱いしてイイの?

ビッグダディが終わったと思ったら、別の大家族番組。みんな、そんなに他人の家が気になるのか?オレ、全然興味ねぇんだけど。ちぅか、結局は「あぁ、やっぱり大家族ってだけあって、なんて言うか、・・・アレよね(苦笑)」的な下衆い野次馬目線で見てるんだろ?まぁ、その”盗み見してるみたい”っていう背徳感が大家族番組の醍醐味なんだろうな。撮られてる方の大家族としても、「おめぇんトコの親父も、イイ歳して好きだよなぁ」っていう好奇の目ってのは慣れっこだろうしね。それで金が貰えりゃ言うコトねぇわな。そういう制作サイド(&取材対象の大家族)の思惑が透けて見えるトコロがイヤなんだよな。あと、好奇の目で見ちゃう自分に対してもイヤ。だから番組自体を見ない。


そもそも、番組の制作サイドは一体ドコから大家族の情報を入手してるんだろう?そういう情報屋が居るのかね?例えば「埼玉の草加に両親+7男4女+じいさんばあさんの計15人家族が居るよ」とか、「岐阜に女の子だけ6人の美人姉妹の家族が居るよ」とか、「熊本に3つ子×3組の9人の子供が居る豆腐屋さんが居るよ」とか、地元では結構有名な家族だけど、あくまで地域限定なレベルで、たまにローカル局の番組にも出てるけど全国的には無名って家族の情報。どうやって集めてるんだか知らねぇけど、そういう情報をいっぱい持ってる人でさ、在京のキー局に企画を売り込んで生活してるような人。大家族番組のコーディネーター的な。昭和の時代から散々作りまくってきてるから慣れたモンでさ、情報提供だけじゃなく、密着取材の交渉まで事前にしてくれちゃったりしてな。「え〜っと。来月からまずは1年間、固定カメラ4台と手持ちカメラ2台が密着します。固定カメラはリビングと台所、2つの子供部屋に設置させていただきます。中学生の長女と次女に密着するカメラマンは女性ですからご安心を。難しい年頃ですから、最大限の注意を払って撮影させていただきます。ちなみにギャラは月20万で年間240万。あと、夏休みと冬休みに家族旅行資金として別途に10万づつ出しますんで、まぁ夏は伊豆とか箱根とか、冬は軽井沢とか新潟とかの激安の温泉宿を運良く取れたってカタチでスキー旅行とか、そんなカンジでスケジューリングしておきましょうか。宿とか交通手段の手配はコチラでしますんで」なんて勝手に撮影計画まで立てちゃってな。「できれば、1週間に1回は子供同士の大ゲンカと、3か月に1回は離婚の危機か?ってぐらいの夫婦ゲンカをお願いします。あ、ホントの離婚は止めてくださいね。そうすると旦那さんか奥さんか、どっちかを悪者に仕立てないと視聴者は感情移入できなくなるんで。そういった編集は我々としても極力したくないモンですから、離婚まではしないけど、険悪なムードっていうラインで納めていただくカタチで。もちろん、ケンカはカメラが回ってる時にしてくださいね。えぇ。本気じゃなくてイイんで。あっ!コレはヤラセじゃないですよ。あくまで番組制作上の演出、ディレクションの範囲です。最近、いろいろとウルサいんでね。あくまで自主的なケンカってコトでひとつ。あと、もし撮影中に奥さんの妊娠が発覚した場合には、お祝い金として20万出しますんで、アッチの方もイイカンジのペースでお願いします。そこは密着しませんから。出産の際にカメラが立ち会うかどうかは、別途協議しましょうかね。病院の都合とかもあるでしょうから。最後に、万が一、密着期間中にじいさんかばあさんが亡くなった場合は、葬式費用もコチラ持ちってコトで予定してますんでね。えぇ。それ以外に突発的な事件とかが発生したら、後で教える電話番号に連絡してください。スグにカメラマンを向かわせますんで」とか。


って、よくよく考えると、もぉ大家族自体が自主的にそういう番組を撮って、Youtubeなりニコ動なりにアップすりゃイイんだよな。そこそこの再生数を稼げるんじゃねぇの?で、朝の『スッキリ!』とかに売り込んで特集でもしてもらえれば、コッチもモンだよな。その後、『仰天ニュース』とか「アンビリバボー』とかでも取り上げてくれるんじゃねぇの?やるせなすとかが取材に来ちゃったりして。よぉし!これから嫁を説得しねぇと!これから年に一人産んだとして、50歳までに8人か。子供の数的にはちょいと弱いけど、イケるだろ!マカ皇帝買ってくるか、マカ皇帝!(って、また、このパターンか・・・)

なんて日だっ!

ちょっと!聞いてくれるぅ?数日前にレンタルビデオチェーンで全国的に有名な某T(ホラ、江戸時代の浮世絵の出版で有名な蔦屋重三郎から社名を取ったっていう、あの会社ね)のネット通販で本を新書2冊と文庫本2冊の計4冊を注文したのね。で、それが今日送られてきたんだけど、ペラッペラな梱包袋に、これまたペラッペラな台紙を入れただけの簡易梱包みたいなカタチで送られてきて、中身の本4冊ともがバッキバキに折れた状態で届いたのよ。オレが直接受け取ったワケじゃないんだけど、配送会社の某Y(不吉な動物がキャラクターの業界最大手)の配達員も「コレ、ちょっとひどい状態なんで、スグに中身を確認してもらえますか?」って言うぐらい。その場で嫁が梱包袋を開けて中を見たら、前述の状態だったワケさ。配達員も「あぁ〜。どうします?受け取り拒否で発送元に返品しますか?」って。さすがに嫁も「本人に確認させてからにします」って答えて、配達員には帰ってもらったんだけど、そんなん明らかにおかしい状態なんだから、その場で持って帰ってもらえば良かったんだよ。配送上の不具合なのか、元々の梱包の手抜きなのかは分からないけど、どちらに責任があったとしても、あまりにもお粗末で呆れちゃった。通販やる資格ねぇよ。もぉアッタマ来ちゃって!即行で問い合わせフォームから返品連絡よ。もぉ2度と某Tの通販では買わないし、実店舗でも買わない!


あのね。今日、朝イチの新幹線で仙台に出張してたのね。午後イチから打ち合わせってコトで、仙台の出先の人間と午前中に下打ち合わせをして、そこから昼食を摂ってから、本打ち合わせに向かうって予定で、新幹線の中で、打ち合わせをどう進めるかを考えたり、資料を見たりしてたのよ。んで、大宮を過ぎてしばらくしたらケータイにメールが。差出人は会社の後輩I。「お疲れ様です。今、仙台のSさんから電話がありまして、先方の担当者が急な体調不良により、本日の打ち合わせは中止になったとのコトです。引き返せるようでしたら引き返してください」ってさ。もぉ「次の停車駅は仙台」って電光掲示板が光ってるっての。今更中止って言われても。完全にムダ足。それでも結局は仙台まで行くんだからって諦めて、とりあえず仙台の事務所に顔を出して、軽く打ち合わせ。その後、名刺だけでも置いていこうってコトで、先方に訪問してご挨拶。向こうの恐縮してたけど、コッチの都合じゃねぇからねぇ。「いやぁ。インフルエンザらしいんですよぉ」って。そりゃ仕方ないね。ムリして打ち合わせに来られて、コッチに感染されても困るだけだしね。「お大事にとお伝えください」って言って帰ってきた。その時点で11時半。そこから事務所の近くのラーメン屋でちょっと早い昼食を摂って、東京に逆戻りっスわ。ただ、春休みってコトもあって、仙台駅、えれぇ混んでてさ。チビッコ連れやら、オバサンのグループやら、高校の部活の遠征やら、新社会人の研修か寮への移動のグループやら、新幹線のチケット買うだけで15分ぐれぇ並んでたわ。で、丁度イイ新幹線が無かったから”やまびこ”って各駅停車で東京に帰ってきた次第。まぁ、帰ってきたトコで仕事なんて無かったんだけどねぇ。もぉクッタクタですわ。

大阪市長選に行かずに相撲観てたヤツ、ちょっと来い

随分と長い間、更新をサボっておりましたTARです。まぁ、別にそこまで期待もされてねぇだろうけど。


興味がねぇ人にとっちゃ超ど〜でもイイ話で恐縮ですが、日曜日、大相撲の大阪場所が終わりました。大関鶴竜が、白鳳・日馬富士の両横綱に土を付けて、一敗を守って初優勝。北の湖理事長も緊急理事会を開き、横綱昇進に動くとのコト。来場所は久しぶりの三横綱になるかも知れないというワクワクする展開。ただ、残念なのは、その三横綱ともモンゴル人なんだよねぇ。白鳳の前の横綱も朝青竜とモンゴル人だったワケだから、かれこれ数年、日本人からの横綱は出てないコトになる。別に国籍で差別するワケでもないし、白鳳も日馬富士もず〜っと日本で修行してきて、今のチャラチャラした日本人より謙虚で奢ったトコロがなく、全然日本人らしいから、力士としては素晴らしいと思う。ただ、他の日本人力士がふがいないなぁ、と思うだけ。とは言え、この大阪場所で応援をしていたのは、あまりに昇進が早すぎて大銀杏がまだ結えない遠藤や、地元大阪は寝屋川出身の豪栄道といった若手の日本人力士。遠藤なんて、胸にデカデカと『遠藤』って書いてあるTシャツがバカ売れしてるらしく、この場所中にも、大阪のオバちゃんがそのTシャツを着てるのを何回かTVで観た。しかも『遠藤』って書いてある下に似顔絵まで描いてあんの。あんなん、胸にトラの顔が全面にプリントされてるTシャツを平気で着てる大阪のオバちゃんしか着こなせないアイテムだわ。とは言え、そのオバちゃんからの声援を受けていたにも係らず、遠藤は負け越し。来場所に期待といったトコロ。


あと、オレが注目してたのは、なんと言っても、阿武松部屋(おうのまつべや)の外国人力士『阿夢露光大(あむうるみつひろ)』な。阿武松部屋って、オレん家のご近所なのよ。多分、阿夢露もすれ違ってるんじゃねぇかと思うぐらい近所。で、この阿夢露って、四股名の字ヅラからもお察しのとおり、ロシア出身の外国人力士。『阿夢露』と書いて『あむうる』と読む、このセンス!キラキラネームならぬキラキラ四股名!フランス語の『アムール=Amour=愛』から採ったんじゃなくて、地元ロシアを流れるアムール川からの命名。親方が付けたんだろうけど、やるなぁ、阿武松親方!現役の益荒雄時代『白いウルフ』と呼ばれただけあるわ。ちなみに、豪栄道は『豪栄道豪太郎(ごうえいどうごうたろう)』っていうらしいぜ。超カッコイイ!遠藤にもカッコイイ四股名を付けてやってくれよぅ、追手風親方よぅ。 ココで提案!”艶やかな道”と書いて『艶道(えんどう)』って、どう?週4でカラオケスナックに通ってるオバちゃん連中にドンズバでドハマりして、絶大な人気を誇りそうな力士になりそうやない?あ、ちなみに、TARさんのJ-ENKAのお気に入りは『西田あい』ね。AKBには居なさそうな清楚なルックスの若手ENKA SINGERで、最新シングル『月見草』の作曲はもちろん平尾昌晃先生ね。超かわいい!超かわいい!相撲、全然関係ねぇけど、西田あい、激推し!


書くコトも書く気もないよぅ

お久しぶりです。ウォシュレットのボタンを押して、ノズルから水が出るまでの数瞬、どんな顔で待ってればイイのかが分からないTARです。誰か、正式なお作法を教えてください。


仕事が立て込んでたり、送別会が続いたり、書くコトが無かったりで、ココの更新をズル休みしておりました。本はガンガン読んでるんだけど、ココに記事にする前に次のを読み終わっちゃったりして、「あぁ、ネタがまた一つ星になった・・・」って。別にイイのよ。オレも「誰?」ってグラビアアイドルのブログみたいに「今日は久しぶりのオフだったので、昼から美容院とネイルサロンに行ってきたょ。その後、自宅でお昼を食べてからジムで少し泳いで、夕方から○○ちゃん××ちゃんと合流。焼肉女子会。折角ジムで使ったカロリーも、ビールでプラマイゼロ。楽しかったから、まぁイイか。明日からダイエット頑張るぞ!」的なコトを書いてもイイのよ。って、そんな下らないコトを書くだけでもエラいね。


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昨日は、いつものように仕事。


昼に転勤する同期と一緒に同期会ランチ。
老眼の話で盛り上がる。
鳥料理のお店だったけど、
煮たレンコンが美味しかったょ。


午後、ちょっとだけ残業。
会社を出ると暴風雨。
案の定、京葉線は止まってたらしく、
総武線に人が流れ込んできてたみたいで、
かなりの混雑っぷり。


帰宅後、麻婆豆腐。
最近、酒を飲みたいという気持ちも起きない。
以前は毎日飲んでたのに。
折角買った日本酒も、全然減らない。


そう言えば、昼の同期会で
「痩せた?」と訊かれた。
ノロウィルス以降、胃が小さくなったのか、
お腹も減らないし、かなり少食になったからか。
あとは、適度な運動だな。
久しぶりに走ろうかな。


とか言いつつ、結局は「4月からね♪」と
先延ばしする悪いクセ。


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面白いか?ちぅか、なんかオレ、鬱っぽくない?やべぇな。ココらでガツンと気合入れねぇと。

ヒロシマを金儲けに使った佐村なんとかよ、恥を知れ!

仕事のため、泊りで広島に行ってきたTARです。



朝イチからの打ち合わせで、かなりの長丁場を覚悟して行きましたが、そこそこ下準備をして行ったお陰で、予定よりも早く終わったため、飛行機の時間までほんのちょっと広島市内を観光するコトができました。お恥ずかしい話ですが、広島行き3度目にして、初めて原爆ドームを見るコトが出来ました。さらに隣接する広島平和記念資料館にも寄るコトが出来ました。正直、あまり時間もないなかでの訪問だったため、軽く通り過ぎる程度のつもりでしたが、中に入って展示を見ている間に、世界唯一の被爆国であるという事実に圧倒され、時間を忘れて見入ってしまいました。この時期、修学旅行生の姿もなく、周りには卒業旅行なのか、女子大生のグループが複数組と、外国人観光客がチラホラという、非常に空いた状況で見るコトが出来たコトも幸いでした。日本人として生まれて40数年、ココを見ずに生活をしていたかと思うと、恥ずかしいやら情けないやら。普通は小学校や中学校での修学旅行で広島に来るのでしょうが、オレの時は広島ではなく長野でした。それはそれでイイ経験だったとは思いますが、思春期の多感な時期にコレを見ていたら、オレの人生も多少は変わったのかも。もっと早く見に来れば良かったという思いと、大人になり、子供を持つ歳になってから見て良かったという思いが二重螺旋のように絡まりあい、複雑な気持ちになりました。展示の内容については詳しくは記述いたしません。目を覆いたくなるような現実もありましたが、それらから目を逸らしたトコロで、ナニも生まれません。自分の目で確かめてください。


見終わった直後の正直な感想としては、不謹慎かも知れませんが「戦争を仕掛けた日本が悪い」というコトしかアタマに浮かびませんでした。戦争は誰も得をしない、ただただ悲しいだけの話。当時の日本人は、何故わざわざ真珠湾を奇襲したのか。もちろん、そこにはそれなりの理由があったのでしょうが、それによって第二次世界大戦は始まり、最終的に原爆投下という最悪のシナリオでしかピリオドを打てない状況に人々を駆り立てるだけの納得のいく理由があったとは到底思えません。現在、中国や韓国から「日本は軍国化している」と強く批判されていますが、果たして本当でしょうか?戦後60年以上経った今、我々の心の中には強い「平和への願い」が根付いているように思います。日本人の中で、誰が好き好んで戦争をしたいと思っている人が居るでしょうか?実際に原爆によって多くの尊い命が失われましたが、原爆を落としたアメリカに対して、中国や韓国が日本に対して抱いている”憎悪”のようなモノを今の日本人は持っているでしょうか?そこには「憎むべきは戦争である」というコト以外にないように思います。他国を挑発するコトで自国を正当化しようとしている国には理解出来ないメンタリティかも知れませんが。


奇しくも、今日の朝日新聞に、胎内被爆者としてこの世に生を受け、現在は原爆ドーム前で外国人観光客向けのガイドをしているという方の記事が載っていました。その方曰く「ココで起きた現実を伝えていきたい」とのコトでした。東日本大震災以降、「核」というモノが世界的にも注目されているのは事実です。日本は世界唯一の被爆国です。書き方に語弊があるかも知れませんが、戦争を起こした国の責任、原爆を落とされなければならなかった国の義務として、後世に語り継いでいかねばならないコトだと思います。もし、アナタが広島に未訪でしたら、次の休みには是非、行ってみてください。今や被爆国・敗戦国としての名残すら見当たらない日本と言う国の”大きな汚点”の証拠が広島にはあります。戦争反対。あまりにもありきたりなメッセージですが、これ以上、日本という国に”汚点”は必要ありません。とは言え、たった今でも内戦や紛争が起きている国は多く存在します。そういった争いが、一刻も早く終わるコトを切に願います。