傷心に沁みる♪そぉのうちなぁんとか なぁ〜るだぁ〜ろぉ〜おぉ〜♪

え〜。仕事でとんでもない凡ミスをコイてしまい、19年目になろうという社会人経験のなかで、一番怒られました。イヤ、”怒られた”より”激怒された”とか”ドこられた”と言った方がしっくり来るかも知れません。ドコにしっくりするのかは分かりませんが。お陰でブログ更新なんてする気も起きなかったTARです。うちの大番頭Sには「愚かですね」って強烈な一言をいただきました。


さて、そんな傷心なTARですが、そういう気落ちしてる時に限って、PCの前に座ると見境なくポチリコしてしまう癖がありまして。ミスをリカバリーするために残業して、クッタクタで帰宅すると、ベッドの上にメール便やら小包やらがてんこ盛り。その中からCDを一枚ご紹介。



お気に入りのインストジャズバンド『カルメラ』の東京進出第2弾アルバム。良い意味で”なにわ臭さ”が消えたと言うか、垢抜けた感がありますな。アルバムタイトル通り、ヴァラエティに富んだテイストの曲が多く、ロックジャズやディスコ風の曲もあり、大人しめだった前作と比べると「おっ?勝負してきたな!」ってカンジ。さらに、サービス精神旺盛な彼ららしいチョイスのカバー曲「だまって俺について来い」からの「ウンジャラゲ」という、昭和のニオイ満載のアタマ悪そうなメドレーが入ってるトコもご愛嬌。聴いてると♪銭のなぁいヤツぁ俺んトコへ来い!俺もないけど心配するな♪って流れてきて、正直、我が耳を疑ったわ。(さすがに歌詞は入ってないけどね)その後に♪月っ曜っ日はっウンジャラゲ 火っ曜っ日はっハンジャラゲ♪って鳴りだして、腰が砕けた。これはヴォーカル入りなの。完全に脱力。何故、今この2曲をカバーしようと思うかねぇ?まぁ、メロディは素っ頓狂だけど、アレンジはそこそこカッコイイんで、聴けるコトは聴ける。まぁ、正直、無くても良かったんじゃねぇの?ってカンジだけど。ちなみに「ウンジャラゲ」って志村けん師匠の曲だと思ってる人が多いけど、これもクレイジーキャッツの曲だからね。


カルメラって、他のインストジャズバンドとは違って、トランペット・サックス・トロンボーンとホーンが3本だから、音に厚みがあるのが魅力。曲によってはMCのゴーシもトランペットを吹くから4本になるコトもあるしね。3ピースバンドでもカッコイイバンドはあるけど、大所帯バンドならではの良さってのもあるんで、是非聴いてみて欲しい1枚。ホントに、コレで売れないと大阪に帰っちゃうかも知れないから、買ってあげてぇ〜。