今でも「さざんかの宿」聴くと、いたたまれなくなるわ

最近、気になるモノを言えば、断然「イージー・ドゥ・ダンササイズ」ですな。
trfの「EZ DO DANCE」なんて、何年前の曲だっつの!TVで見る度にツッコんじゃうよ。
もぉね、調べちゃったよ、リリース日を。オジサン、たった今、調べちゃったよ。
1993年6月21日リリースだって。ちょうど20年前!オレ、大学3年か。
オフィスビルの建築現場でフリーアクセスフロアの資材を運びながら、ゲラゲラ笑いながらマネして踊ってた。
当時、バブル真っ盛り、ジュリアナ真っ盛りの頃ですよ。ジュリ扇ですよ、奥さん!1個や2個、持ってたでしょ?
その頃のオレはナニを聴いてたのかっちぅと「テークノーッ!」って叫ばない方の『Techno』やら『Hard House』を聴き始めた頃で、テクノ聴くって言うと「あぁ、ジュリアナ?」って散々言われた。
まだ『クラブ』っていう呼び方が定着してない頃のダンスミュージック創生期ですよ。
コムロのお陰で、Dance Musicってモンが市民権を得たっていう功績は多少認めるけど、全然違うモノを、さも同じモノであるかのように錯覚させた罪もあると思う。
だって、Underworldの「Dubnobasswithmyheadman」のリリースが同じ年の1993年12月1日だぜ?イギリスでは「Cowgirl」とか「Dark&Long」とかが聴かれてたのに、日本じゃコムロ節ですよ。
アメリカじゃUnderground Resistanceの「Revolution For Change」がその前の1992年にリリースされてるし。Hard Music From Hard Cityですよ。
さらにビックリするのは、Derrick Mayの「Strings of Life」が1988年に出てるという事実!今でも、世界のドコかで誰かが回してますよ「Strings of Life」なら。
それを、いくら中学生の授業で『ダンス』が必修科目になったからって、誰が今更コムロ節で踊るんだっつの。
正直、気持ち悪さが先に立って、ダイエット効果なんて目に入らねぇってばよ。NARUTO
昔、石野卓球が「Dance Musicは消耗品だ」って名言を残したけど、過去の遺産を引っ張り出してきて商売するtrfの商魂のたくましさに、オジサン「アッパレ!」をあげちゃうよ。
演歌歌手がたった1曲のスマッシュヒットだけで、地方のホール公演してるみてぇな違和感。それも「S席:8,500円」とか。まぁ、イヤなら行かなきゃイイだけの話だけどさ。
多分、この「イージー・ドゥ・ダンササイズ」も、数年後には「ビリーズ・ブート・キャンプ」みてぇになるんだろうね。一生やってろよ!って。
そう言えば「パラパラ」なんていう盆踊りみてぇなのが流行った頃、TVのインタビューで「一生、パラパラ踊り続けま〜す」とか言ってたギャル共はドコに行ったんだろうねぇ。