目の前の壁は乗り越えるためにあるモンだ

すんげぇブッサイクと浮気する夢を見て、汗ダクで目を覚ましたTARです。
自分が浮気しようとしているコトより、相手が抜群のブーの字ってのが一番シビレた。
「あれぇ?先輩、アレ行けるんスかぁ!漢っスねぇ〜」それが怖いっての!


昨日、近所にあるボルダリングジムに行ってきたよ。初体験。
ボルダリングって知ってる?まぁ、ウォールクライミングって言えばイイのかな?
室内の壁一面に付けられた「ホールド」って呼ばれる突起を手掛かりに壁を登っていくスポーツ。
それぞれのホールドは色分けされたシールが貼ってあって、難易度に応じて使用可能なホールドが決められてるのね。そのルールに則って、決められたコースを黙々とこなしていくというストイックなスポーツ。
大阪に居る頃から興味はあったんだけど、なかなか機会がなくて挑戦できなかったけど、今回、3連休の予定がドタキャンになったんで、コレ幸いと行ってみた次第。


まず、特別な道具がいらないからお手軽。基本的には専用のシューズが必要だけど、ほとんどのジムでレンタルが可能なんで心配ゴム用、いや、御無用。あとは、己のカラダのみ。
しかもインドアなんで、この時期でも涼しいし、わざわざ遠くに行く必要もない。
日焼けしたくない&アウトドアには興味がないっていう都会のモヤシっ子には、うってつけのスポーツでございますよ。って、そんなヤツ、スポーツやる資格ねぇよ!


で、やってみた感想。最初はナメてたね。意外にイケんじゃね?って思ってた。実際、ホントに素人さん向けの初歩的なコースはスイスイ登っていけるのよ。
ところがね、素人向けの初歩コースでも、3本ぐらい登ると腕ガクガクになって、ペットボトルの蓋すら開けられない程、握力も落ちる。ジジイか!ってぐらい。
コレって、素人にありがちな「腕の力だけで」登ろうとしてるからそうなるんだって。
お手本を見せてくれたインストラクターの先生は、基本的に腕は伸びきった状態の方が多い。で、手もホールドに引っ掛けるだけ。特別、力が入ってるようには見えない。登る時には振り子の要領で勢いをつけて、あとは足の力でフワッと登る。懸垂みてぇに必死のパッチでカラダを引き上げるなんて、初歩コースでは必要ない。
この感覚がなかなか難しいんだね。どんなスポーツでもそうだけど、コツってあるわな。


で、連休の中日ってコトもあったのか、ジム自体が非常に空いてたってのもあって、初心者用の壁を独占状態で、休憩も挟みながら何本も繰り返し登ってると、段々と楽しくなってくる。山登りで言う「クライマーズ・ハイ」って程でもないけど、ある程度の達成感もあるし、壁を前にしてアタマの中でコース取りや手の運び方を試行錯誤して、それが上手くいくと、それはそれでなかなかに嬉しいモンなんですわ。
ただね、次の日、上半身が使いモンにならなくなるのが考えモンですわ。
まぁ、多分、カラダの使い方、力の入れ方に慣れてくればそこまでにはならないとは思うけど、次の日にクルマを運転する予定がある場合は止めておいた方が無難。オレ、今日、役立たずでした。
次回も行くかどうかは、この腕の筋肉痛と相談して決めますわん。