悶絶！サブカル男子

最近、メガネを新調したいと思ってて、ネットで色んなオシャレサイトを覗いてみたり、色んなキーワードで検索してる間に流れ着いた記事を読んで悶絶。恥ずかしくて恥かしくて、穴があったら「王様の耳はロバの耳ぃーっ！」って叫んで埋めたいぐらい恥ずかしい。

サブカル男子は良物件か！？

「映画と小説、そして何より音楽に詳しいらしく、いちいち説明したがる」
「いつも文庫本を持ち歩き、大ぶりのヘッドホンを首につけている」
「リリー・フランキーのように年を取りたいと言う」
「まずＣＤや本のプレゼント攻撃から」
「基本的に真面目なので、お堅い企業に勤めている」
「趣味にお金を使うので、お金のかかるキャバクラなど、女遊びに走りにくい」
「大人しくもなければ女の子に奥手なわけでもありません」

・・・。オレだオレだオレだオレだオレだオレだぁ！完全にオレの行動パターンだ。ステレオタイプのサブカル男子だ、オレ。いやぁ、気持ち悪ぅ〜い！オレを知ってる誰かが書いてるんじゃないかと勘違いする程。薄ら寒くなるわ。さすがに「無印やユニクロを上手に着こなしている」ワケでもねぇし（もっとイイモン着てるわ！）、「ルックスは加瀬亮の鼻の下が伸びたようなかんじ（コレ、失礼じゃね？）」ではないけど。あんなにさっぱりした顔してない。

ボクが持ち歩いてる文庫本は、ヘミングウェイの『老人と海』の場合が多いかな。もう何度も読み返しているし、何度も失くしているから何冊目なのかも分からないな。飲んでる時に仲良くなった人にあげたりもするしね。もちろん飲むのはマティーニが多いかな。ビールとかがあまり好きじゃないんだよね。はは。
好きな映画？エミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』かな。この作品で２度目のパルムドールを獲得したんだよ。あぁ、パルムドールっていうのはね、カンヌ国際映画祭の最高賞トロフィーのコトさ。デザインはジャン・コクトーでね、そのトロフィー自体が芸術品と言っても過言じゃないんだ。ちなみに、この映画ってサントラも良くってね。ジプシー音楽なんだけど、楽しさの中にも哀愁が漂っているって言うのかな。今度、ＣＤ貸してあげるよ。
あ！それか、今からうちに来ない？どうせなら、この前、この映画のBru-rayが発売されてさ、ボクもまだ観てないから一緒に観ようよ。

アンダーグラウンド Blu-ray

・・・な〜んて会話しちゃうワケだよ、サブカル男子は！インドアなタイプだからって草食系と思ったら大間違いじゃ！したたかなハンターは獲物に気付かれないように恋の罠を仕掛けるんだって！さらに、ココに「一眼レフ」や「８mmフィルムの自主製作映画」、「北欧家具」なんかが入ってくると完全オシャレ仕様サブカル男子になるけど、こちとら「アイドルの追っかけ」や「特撮＋ロボットアニメ系同人誌」、「北欧メタル（ツインギター＋様式美）」だからねぇ。ヘミングウェイ？読んだコトねぇ！ましてやマティーニですら飲んだコトねぇよ。とりあえずホッピーでイイよ、ホッピーの黒でよ！パルムドールならコーエン兄弟『バートン・フィンク』とＱＴの『パルプ・フィクション』ぐらいしか観てねぇし！

オレにとってサブカルって、ある意味「甲冑」のようなモノだったんだけど、それが重すぎてドンドン自滅していってるってコトか。え〜？だからって、この歳になってオーシバルのボーダー着て、VANSのスリッポン履いて、ヨットの上でBBQなんてできねぇよ。←誰のコトだ？
・・・メタルに戻るか・・・。イイ歳コイてプライベートはメタルＴシャツ（アリス・クーパー）着てイオンでお買いモノ？もちろんジーンズは「トップバリュー」DA.YO.NE！しかも白いスポーツソックス（トップバリュー）に、黒い合皮の革靴っぽいスニーカー（トップバリュー）で、トップバリューのインスタントラーメンとトップバリューの発泡酒を箱買い。食事はフードコートのリンガーハットで長崎ちゃんぽん。支払いはワオンでスマート！
・・・うわぁ〜、モテなくなりそうだなぁ〜。だったら、汚い方のサブカルでイイわぁ。