熱中症にはくれぐれもお気を付けあそばせ。

お盆はやっぱり休むべき。暑くて睡眠不足だし、疲れが全然取れない。悪循環。お陰で、まぁたベルトレスで会社来ちゃったTARです。ちょっと前にもやったよな、オレ。こんなに頻発するの初めて。最悪。


ってコトで、世間じゃ完全に休暇モードでしょ?海や山、川や高原でアウトドアレジャーを楽しんでる人も多いと思いますが、くれぐれも熱中症には気を付けてね。「若いから熱中症にならない」なんてコト、一切ないからね。水分補給はマメにしてください。
で、アウトドアと言えばバーベキュー!最近じゃ『BBQ』って表記がスッカリ定着しているようですが。でも、なんでバーベキューだけBBQなんだろ?まぁ、サッポロポテトは『バーベQあじ』って表記だけど。蛇足。
だから考えたよ。これから棒棒鶏は『BBG』、担担麺は『TTM』って表記するコトにします。なぜ中華限定?


そう言えば、この時期、年寄が熱中症で倒れて、そのまま死亡ってニュースが多いじゃない?アレって、体力が落ちてるってのもあるけど、年寄ならではの原因があるんだって。それも一人暮らしの年寄ね。
あるスジから聞いた話によると、年寄って刺激のない生活をしてるから、季節に係らず生活パターンが単調になりがち。だから、冬の外出時に使い捨てカイロを背中に貼るって生活をず〜っと続けてると、それがルーチンになっちゃって、春の暖かい時期になっても「外出=カイロ」って行動パターンに陥りやすい。で、それがクソ暑い夏になっても続くんだと。実際に、真夏の駅のホームでカイロの袋を開けてるおばあちゃんとか居るんだって。自分がカイロを開けてるって認識はあるんだけど、その行動の意味が飛んじゃって、なんの疑問も抱かないらしい。
同じように、えらい炎天下でも何枚も服を着てるおばあちゃんって、たまに見掛けない?あ、日焼け対策とかじゃなくてね。アレも、自分では「暑いわぁ」って思いながらも、何枚も服を着るって生活習慣が続いてるから、それが原因って気付かない。
で、熱中症で倒れる。病院に運ばれて服を脱がすと毛の下着を着て、カイロを貼って、って人が驚くほど多いんだと。
コレって「痴呆症=ボケ」じゃないの。ず〜っと料理をしてるおばあちゃんが、ナニも考えずに料理が作れるのと同じように、カラダに染みついちゃってる行動なの。誰かに指摘されて「ハッ!」って気付くようなコトなんだって。
じいさんは比較的大丈夫らしい。若い頃から外に出て仕事をしてた人だと、ある程度、季節感がカラダに入ってるから、そこまでおかしなコトになる人は少ないよう。でも、たまに居るらしいけどね。


外出先だけでなく、年寄が自宅で倒れるパターンも、この生活習慣の影響が大きいらしい。
部屋にはクーラーがちゃんと付いてるのに、自分がバリバリ動けてた頃はクーラーを点ける習慣が無かったから思い浮かばない。せいぜい扇風機。昔に比べて気温も高くなってるのに、そこにアタマが対応し切れてないから「アタシ達の若い頃は・・・」ってワケ分からない理由で、扇風機も点けずに、扇子と打ち水だけで我慢しちゃったりする人も居るみたいね。まぁ、それでも扇風機ぐらいは普通に置いてあるわなぁ。
ただ、ココにも危険が潜んでて、昔の扇風機を使い続けてる場合、タイマー機能や首振り機能がバカになってたり、風量調整がなかったりで、寝る時にもず〜っと扇風機を付けて寝てしまうコトが多いから、風が当ってるカラダの表面温度がどんどん下がって、今度は逆に低体温症になって、そのまま朝になっても目を覚まさないってコトも多い。
扇風機って夏場しか使わないから、多少の付帯機能が壊れてても使い続けるコトが多いと思う。あまり古い機種を使ってると、上のようなコトも危惧されるけど、それ以上にコードの断線箇所からの漏電やモーターのオーバーヒートからの火災にも繋がるんで、「クーラーはちょっと・・・」って年寄には、新しい扇風機を買ってあげるコトをオススメします。って、もぉ遅いか。


ってコトで、なかなか自覚症状がないまま倒れるケースが少なくない熱中症ですが、簡単な判定方法をお教えします。
まず、左手の親指の爪を右手の親指の爪でぐっと押してみて。普通はピンクだけど、爪で押すと白くなるでしょ?それを離すと、またピンクに戻る。スグ戻るなら正常だけど、ピンクに戻るのに3秒ぐらいかかると熱中症予備軍。スグに水分&塩分を摂って、涼しい場所で安静にしていましょう。
身内に一人暮らしの年寄が居る人は「水分マメに摂ってる?」「暑い時、クーラー点けてる?」「暑い時間は外出しちゃダメ。それでも出掛ける時は日傘か帽子、水筒を持ってね」って、うっとぉしいぐらい声をかけてあげてください。前述のとおり、年寄は人から言われないと気付かないケースがありますから。
また、住まいの近くに大型のショッピングモール等があるなら、日中の暑い時間は、ソッチに行くように教えてあげてください。正直、身内がそんなコトしてるの、ビンボー臭くてイヤだけど、亡くなるよりはましでしょ?だったら一緒に住めって話になるしね。
経済的に少し余裕があるなら、ネットスーパーの存在も教えてあげてください。わざわざ暑い最中に買い物に行く必要もないですし、重い荷物を持って帰ってくる必要もないですから。ちんたら歩いて帰ってくる間に生鮮食料品が痛むリスクも回避できます。


全国的に暑い日がまだまだ続きそうです。水難事故や山での遭難も怖いけど、日常に潜む危険についても十分気を配ってください。
特に年寄には周りが注意してあげる必要がありますが、若い人も自分の体力を過信するコトなく、ほどほどの行動を心掛けるコト。
って、こんなコト書いておきながら、オレが倒れちゃったらすげぇカッコ悪いな。ベルトレス以上にカッコ悪いな。