「ヘレ」っていう語感が妙にイヤ

関西でとんかつを食べに行くと、メニューに”ロース”と”ヘレ”って書いてある。
まぁ、一般常識として”ヘレ肉=ヒレ肉”って知ってるから困りはしない。
ちぅか無条件にロースを食うからなんの問題もない。
コレ、元々はフランス語の”フィレ(File)=切り身”から来てるのは想像に難くない。
まぁ”フィレ”って発音が”ヒレ”になるのはまだ分かる。年寄は特に。
問題は”フィレ”が”ヘレ”になるコトだ。全く意味が分からない。
根本的に母音がiからeに変わる時点で理解不能。フィがフェだぜ?欧陽菲菲もビックリ。
でも、大阪人は「えぇねん、えぇねん。意味が通じんねんから、えぇねん」って言うと思う。
おおらかというより無頓着。イヤ、そこまで考えて生きてねぇんだろうな。
多分、きよし師匠の嫁はん西川ヘレンも、元々は西川フィレンだったと思われる。


ただ、世間一般で言うヒレ肉って、正式にはテンダーロインって部位のコトだよ。
ロースも、元々はロースト(Roast)が語源の、焼きに適した肉って意味。
部位としてはサーロインに当たるのかな。ヒレもロースも、由来はイイ加減なモンだ。