ネクタイは巻いても、長いモノには巻かれない

陰毛に白髪が増えてきたら、どう処理するのが大人の男なんだろう?と考えると、夜も眠れなくなるTARです。やっぱり染めるの?それとも抜くの?いやいや、そのままナチュラルがベスト?う〜ん。どれもしっくりこないなぁ。まぁ、染めるとしたらビゲン?Begin the ビゲン?って、もしかして、既にそういう陰毛専用の毛染剤があったりして?あるなら教えてぇ〜。


イギリスで「ナイト」の称号を持つ実業家であり大富豪、ヴァージン・グループの会長のリチャード・ブランソン氏が「ネクタイを見直そう」と提言している記事を日経ビジネスオンラインで読みました。面白かったんで一部を要約すると・・・
イギリスの伝統的な銀行では、三つ揃えのスーツにネクタイを締めた銀行員が顧客とマホガニーの大きな机を挟んで向き合うタイプが今だに多い。以前より銀行の接客に居心地の悪さを感じていたブランソン氏は、その要因はなんだろうと考えた結果、銀行員のビジネススーツが、顧客が親しみやすさを感じるうえで大きな阻害要因になっていると結論づけた。ブランソン氏は早速、自身が所有するノーザン・ロック銀行を含むバージン・グループ全社に対し「常識の範囲内で好きな服装をして構わない」との通達を出し、ビジネスにおけるドレスコードの撤廃を図った。その結果、まず職場から消えたのはネクタイだったとのコト。ブランソン氏自身も若い頃からネクタイを着用する習慣がなかったが故、今までのビッグビジネスの打ち合わせでも会議室でネクタイをしていない人間は自分ひとりという状況が長かったが、最近ではネクタイをしている人間の方が少なくなり、喜ばしいとのコト。また氏は、元々、”紳士はネクタイを付けるべし”という主張には、まともな根拠がないコトを指摘している。「そういうものだから」とか「みんながやってるから」という程度の理由であるコトを痛烈に批判。「あなたの会社で、ネクタイ着用をちょっと考え直してみませんか?」という一文で主張を締めくくっている。


なるほど。この主張には、かなり賛同を覚えるわ。
なんてなコトを書くと、真夏でもネクタイにジャケットのオレの実情を知ってる人間からは意外に思われるかもしれないけど、オレが賛同した理由ってのは、「そういうものだから」とか「みんながやってるから」という程度で、自分の主義や主張もなくネクタイをしていた人間に、もうちょっとネクタイについて考える機会を与えたコト。さすがはカタ破りな経営者の代名詞。保守的と思われがちな英国紳士でありながら、やはりパンクを生んだ英国人の気質を持っていらっしゃる。まぁ、会長が「別にネクタイなんてしなくてもイイよ」って言ったから、なんも考えずに「じゃ外すぅ〜」ってのは、またおかしな話なんだけどさ。
オレも純粋なパンクではないけど、そういう付和雷同的なモノが好きじゃないんです。天邪鬼ってコトもあるんだけど「誰かと一緒」ってのがキライなの。そこに確固たる理由があるならばイイんだけど、「そういうモノだから」っていうのが行動原理にはならないなぁ、って。・・・だから、団体競技が苦手なんだな。
まぁ、とりあえず、ブランソン氏が「ネクタイ着用を考え直してみませんか?」ってサジェスチョンを投げかけているのに対し、極東の一サラリーマンとしては「うん。考え直してみたけど、ネクタイを着用し続ける」って結論に達しました。だって、外す理由が見つからないんだもん。


春子ママの机の上に「死んでも巻かれない」とあったけど、あの気持ち、すげぇ分かる。明らかに反体制。アイドルなのにパンク魂。まぁ、コイキョウ自身、若い頃からそういうスタンスで活動してたからこそのリアリティのある小ネタ。「アイドルは勝手に髪を切ってはいけない」っていう不文律があったにも係らず、勝手にショートカットにしてえれぇ怒られたとか、武勇伝にはコト欠かないでしょ、あの人。で、ちょっと前、あの人に憧れてる某若手女優Aも同じコトやってたね。ソレ、単なる模倣だから!


ちなみに、太巻さんの著書には「太いものには巻かれろ。細いものには巻かれない」ってのがあるらしいです。ん?鈴鹿ひろ美がいっつもカッパ巻を食ってたのも、なんか意味があったのかな?