たかが靴下、されど靴下・・・涙

出張月間も3週目に入り、今日から前乗りで大阪3泊の出張。勝手知ったるなんとやらで、3泊あっても一人でドコでも行けるから気楽と言えば気楽。ただ、さすがに連続出張で疲れが蓄積しているからか、朝が起きられないTARです。


先日、ジャケットの下に着てもシルエットに響かない薄手で暖かいセーターが欲しくて、英国の老舗ニットブランド『ジョン・スメドレー』に行ったのね。ちぅのも、たまたま嫁が秋口にこのブランドのVネックのセーターを買ったんだわ。で、最近しょっちゅう着てて「めちゃめちゃ暖かい!」って言うのよ。しかも、買ったばっかなのに「別の色、別のデザインでもう1着欲しい!」って言うぐらいぞっこん。元々そんなコトを言うタイプじゃないのに、そこまで言わせるセーターならオレも欲しい!ってコトで買いに行った次第。さすがに英国の老舗ブランド。お値段もそれなりにお高い。ただ、既に嫁の高評価があるから値段相応の品質であるコトは分かってる。店内をウロウロと物色して、クルーネックにするかVネックにするか。グレーにするかブラウンにするか。MサイズにするかSサイズにするか。試着室で着たり脱いだりを数回繰り返す。女子。完全に女子。
で、濃いブラウンのタイトな浅めのVネックのセーターに決定して、会計をしようとしたら、ポルノのVo.アキヒト似のイケメン店員から「足のサイズっていくつですか?」と訊かれる。セーター買いに来て足のサイズを訊かれるとは思ってなかったんで、その意図が分からず「え?」と聞き返すと「実は素晴らしいソックスがあるんで、是非試していただきたいと・・・」とニセアキヒトが。オレは一見の客なのに、ナニをいきなりブッ込んでくるんだよ!とは思ったけど、「こちらなんですよ」と誘われるままにモノを見てみると、手触りがハンパなくイイ!『パンセレラ』という英国の靴下メーカーの製品で、つま先部分の処理を手作業で行っているため縫い目が無く、履いた時にゴロゴロしないとのコト。むぅ。明らかに良い製品なコトが素人目に見ても分かる。
最近寒くなってきたコトもあって、ビジネス用ソックスをロングホーズにしたいと思っていたので「ロングホーズ、ある?」って訊くと「えぇ!英国ブランドなんで!」と当意即妙。「英国紳士はスーツで足を組んだ時にズボンの裾がたくし上がってスネの地肌が見えるコトをマナー違反と考えているんで、ロングホーズを愛用してる人が多いんですよね」まさにオレが求めていた答え。実は先々週ぐらいに、米国の某老舗ブランドのロングホーズを2足買ったんだけど、コレがもぉダメダメでさぁ。ルーズソックスか!ってぐらいズリ落ちてきて「二度と『BルックスBラザース』のソックスは買わない」と心に決めたトコだったんで、あまりのタイミングの良さにビックリ。「今、ボクも履いてるんですよ」とニセヒト(違!)が見せてくれたソックスは、若干薄いかな?とは思ったけど、女子からの嫌悪感No.1のオヤジ臭いスケスケソックスほどじゃなかったんで、モノは試しと「んじゃ、買いますわ」と購入決定。
で、セーターとソックス1足を会計しようとすると、あれれれ?なんか高くなぁい?よくよく見てみると、そのソックス、1足6,000円ですわ!どひーっ!
まぁ、値段を見なかったオレも悪い。ちぅか、いくら高級ソックスだっつても3,000円ぐれぇかと思ってたんだもん。倍だよ、倍!でも、そこで「やっぱり買いません」なんて言えないよ。・・・買いました。数年に1度、こういうのやっちゃうんだよなぁ、オレ。まぁ、昨日履いてみたら、もぉ最高に履き心地が良かったんだけどねん♪
モノを買う時には、ちゃんと値段を見てから購入するかどうかを決めましょうね!