死ぬ前に食べたいモノ

朝からBSでやってたドラマ『たべるダケ』と『孤独のグルメ』の一挙再放送を通しで観てたTARです。他にナニもしてねぇ。


それにしても、オレ、一人メシなんてムリ。それも自分の知らない土地で飛び込みで店に入って一人でメシを食うなんて狂気の沙汰だね。そんなコトするぐれぇなら食わねぇわ、メシ。ちぅか、そこまで”食”に思い入れがねぇわ。腹減った?そこら辺に生えてる草でも食ってろってカンジ。そういや、井之頭五郎って庶民派みてぇなフリして場末の定食屋とか入って「オレにはこういう店が似合うのだ」とか言ってやがるけど、よく考えると、海外雑貨を輸入してる社長で愛車はBMWじゃん。メシ食う時も値段カンケーなくバンバン頼むし、全然庶民じゃねぇのな。そんなんがおでんの大根食いながら「く〜。味が染みてる」って言われても、なぁ?


そう言えばね、この前、なんかのドラマを観てたら「最後の晩餐、ナニ食いたい?」って台詞があったのね。まぁ、よくある質問じゃん?そのドラマの登場人物がなんて答えたのかは覚えてないけど「えぇぇ?そんなんを最後に食いたいのぉ?」ってカンジのモノだったんだわ。で、オレも考えたのよ。過去に考えたコトがなかったワケじゃないけど、本気で吟味したのって人生で初めてかも。人生の最後の最後に食べたいモノ。パターンとしては何種類かあると思うのよ。自分のルーツに関わるソウルフード系、大好きなモノを腹いっぱい系、食べたコトが無いから死ぬ前に食べてみたい系、いつもと変わらない日常の延長系。こんなモンか?さすがに人生の折り返し地点40歳を過ぎて、これからまだ見ぬ強豪が目の前に現れるとは考えにくいから、今までの人生で口にしたモノが対象になるでしょ。オレは大好きなモノを腹いっぱい系ってコトで、決定しました。おいなりさん。おいなりさんを腹いっぱい食って死ぬわ、オレ。いやぁ、コレが決まるまでに結構な激闘が繰り広げられたのよ。バターチキンカレーとかウニの軍艦巻きとか屋台のやきそばとか。ただね、結局ね、ナニが決め手になったかっつぅと、どんな状況・どんな体調でもおいなりさんって食えるのよ、オレ。大好きとかいうよりも、なんだか別格扱いの食べ物。別腹。別に欽ちゃんのオーディションに受かりたいとかじゃないのよ。(分からない人は”欽ちゃん キムタク”でググれ)おいなりさんが最後の食事だったら、もぉナニもいらないかな。


って、おいなりさんもイイんだけど、この年末年始、ご馳走Weekで完全に太ってきてるんで、そろそろあっさりしたモノが食いたいわ。明日はソバでも食いに行くかな。って、まだ正月休みか?もぉ、早く正月休み、明けねぇかなぁ。ダラダラしちゃってダメ人間になるわ。