こういうお勉強は大歓迎

この年末年始の連休中、ず〜っとヒゲを剃らずにいたら、思った以上に伸びて、さらに人相が悪くなったTARです。それよりも、よくよく見ると、ヒゲん中に白い毛がチラホラ。剃ってる時には気が付かないけど、確実に歳食ってるんだなぁと実感。



引き続き日本酒のお勉強。
デパート・百貨店に入ってる酒売り場って、意外に渋い日本酒が置いてあるコトが多いんで、勉強も兼ねてウロウロ。見たコトがない銘柄もいっぱいあって、とりあえず説明書きを片っ端から読んで、自分が好きそうな酒に見当を付けていく。あと、オレと同じぐらいの年齢の男性で、ずらっと並んだ酒瓶を前に、タブレットで銘柄を調べながら熱心に見てる人が居た。一緒に居た嫁さんらしき人、全然興味がないからか「ねぇ〜?どれでもイイんじゃないのぉ?」って。「いや、コレは山廃だからちょっと高いんだよ」「山廃ってナニ?」「そういう処理の仕方」「ふ〜ん」お互い、よく分かってないご様子。とは言え、日本酒を勉強しようとしてる同志ですから、心の中でエールを贈る。お互い、楽しい日本酒を飲みましょう。


で、思った。オレ、一時期ワインにもハマって色々と飲んだけど、イマイチ覚えてねぇのよ。なんでかなぁ?って思ったら、結局、固有名詞がアタマに入ってねぇからなんだよな。ちぅか、瓶のラベル(エチケット)に色々とフランス語で書かれても、読めるワケじゃねぇから覚えらんねぇっての。”シャトーなんとか”ばっかで、よほどの特徴がない限り、忘れちゃうっての。それに引き替え、日本酒の場合は、ラベルのデザインもさるコトながら、それぞれの銘柄が覚えやすいっていうのがある。多いのが縁起のイイ文字を使った銘柄。代表的なのは「鶴」「亀」「松」あたりかね。銘柄に意味があるから、味の印象と銘柄をヒモ付けしやすい。あと、ボルドーブルゴーニュって言われても行ったコトがねぇから、産地に対する思い入れも湧き難いけど、日本酒なら産地のイメージがあるから、味やデザインのイメージとリンクさせて覚えるコトができる。まぁ、日本人だから当たり前だけど。そういう意味では、ワインより面白い。勉強の甲斐がある。


ただねぇ、残念なコトに、やっぱり飲み過ぎちゃうんだよねぇ。味の印象やイメージを覚えようと結構早いペースで飲んじゃうのよ。別に日本酒の知識を覚えるコトが目的じゃなく、日本酒をより楽しむのが目的であって、そのため手段が勉強なんだけど、今のままじゃ、日本酒の知識を仕入れるために飲むってカンジになっちゃってる。それじゃ意味ねぇんだよなぁ。飲み過ぎると次の日に残るってコト以上に、下痢するのがねぇ。ただでさえお腹弱いのに、輪を掛けてお腹がユルくなるのが難点。1日二合ぐらいが適量なんだろうね。とりあえず、この年末年始で大幅に増えた腹周りを引っ込めるためにも、酒量も控えていかないと。


<今日飲んだ酒>
純米吟醸 槽搾直汲 秋鹿(大阪/秋鹿酒造)