JABBERLOOPフリーライヴ@梅田タワレコ 緑のテラス

気が付いたら、もぉ正月から2週間が過ぎて1月も半ばなのな。早くない?ねぇ、早くない?時間の流れに翻弄されているTARです。そりゃあオレも歳とるワケだ。ホゲホゲしてたらいつの間にか6月が来て、オレも42歳にナッチャウヨゥ。た〜すけてぇ〜!


あ、そう言えば、先日の大阪でラッキーなコトに偶然やってた『JABBERLOOP』のフリーライヴを観たんでご紹介。JABBERLOOPってのは、ROCKテイストの強いインストJAZZを演ってる5人組バンドで、今年の元旦にAlbumをリリースしたとのコト。その販促イベントとして、梅田のタワレコが入ってる大阪丸ビル前でフリーライヴをやっていた模様。新年早々、幸先がイイ!



厄払いのお参りの後、梅田周辺をブラブラして、ホテルにチェックインしようと大阪駅前の地下街から地上に出る階段を上っていたら、妙に聴いたコトがあるような音が結構なボリュームで聞こえる。「コレ、JABBERLOOPじゃね?」って言いながら地上に出ると、ちょっと広くなったスペースにドラムセットが置いてあるのが見える。音はスピーカーから出てるけど、その周りでスーツの男性がチラシらしきモノを配ってる。立ってる看板を見ると『JABBERLOOP 無料LIVE』って書いてある。ウヒョーッ!テンション上がった。幸いなコトに、ライヴ会場の真裏のホテルを予約してたので、そのまま即チェックインして荷物を部屋に置き、スグに表に出た。晴れてはいたけど非常に寒い日だったってコトもあり、屋外のスペースには人はまばらにしか居ない。それでも熱心なファンと思しきグループが何組か、寒さに震えながらスタートを待ってる。オレも邪魔にならない壁際に立ってライヴの始まりを待ってると、しばらくしてスタッフの呼び込みでメンバーが登場。1曲目は、前作のAlbum『5』の『ヤングスター』から。印象的なサックスのメロディがビル街に響いて、寒いけど楽しい。生音が鳴り始めたら、道行く人が次第に足を止めて観るようになり、最初はまばらだった観客も100人程度は集まってたと思う。しかも、JABBERLOOPって名前を知らないだろう年配のご夫婦や小さい子供連れまでが聞き入ってる。まさに老若男女。ROCK BANDだと歌詞があるからなんとなくウルサく感じる屋外ライヴでも、JAZZだとインストだからか結構な音量でも耳を傾ける人が多い。このJABBERLOOP、ROCKテイストが強いって書いたけど、メロディは演歌とか近いイメージ。どこか懐かしさを感じる哀愁を帯びた泣きのフレーズが満載で、他のClub Jazz Bandとは違う。なんとなくアニメに使われてもおかしくない印象。『nord』っていうブランドのキーボードを使ってるから音色に特徴があるのも、一発で分かった理由のひとつ。2曲目に演奏した『タマシイ』なんて日本古来の雅楽や祭囃子みたいなフレーズ満載。だからこそ、日本人の耳には入りやすいのかもね。



結局、MCを含めてNew Album『魂』からの4曲、合計5曲を演って終了。約45分間。Jazzなんでノリノリになるコトは無かったけど、途中で居なくなる人もなく、その場に居た全員が楽しんでいたんじゃないかな。少なくともオレは大満足でした。ステージの横に併設された物販コーナーで『魂』を購入した人には握手&サイン会への参加券が貰えてたみたいだけど、オレ、ココで買ってもスグに聴けねぇからって止めといた。ちなみに、以前ココで紹介した『Fox Capture Plan』って3ピースのJAZZ BANDのキーボードは、JABBERLOOPのキーボードが兼任してるよ。コチラも昨年末にNew Albumが出てるんで、もし興味があるようなら聴いてみてください。


魂


ブリッジ BRIDGE

ブリッジ BRIDGE