久しぶりにガチなオススメ!『狐捕獲計画』

夢ん中で素晴らしく美味い寿司を食って、クチをモグモグさせてるので目が覚めたTARです。こんな経験初めて!どんだけ食いしん坊だよ!


trinity トリニティ

trinity トリニティ

あるサブカル系マンガを探して、みんな大好き「ヴィレッジヴァンガード」をハシゴしてる時に店内で流れているのを発見。かなりの衝撃!ジャズなの?ロックなの?ダンスミュージックなの?もぉそんなカテゴライズ、どぉでもえぇねん!印象としては、ジャズとテクノの融合を成功させた「Christian Prommer's Drumlesson」みたいな”何でもあり”なイメージ。変拍子の曲やバラードもあるんだけど、アルバム全体を通して感じられるアティチュードは、かなり熱くてかなりの勢い。
ピアノ、ドラム、ダブルベースというシンプルなトリオ構成にも係らず、演ってる音は複雑でダンサブルかつアグレッシブ。それぞれのパートがちゃんと自己主張しながらも、絶妙なバランスとテクニックでお互いを高次元に引き上げているカンジ。アルバムタイトルの『trinity』とは「三位一体」の意。正に”名は体を表す”といった塩梅。調べてみたら、ピアノは「JABBERLOOP」のキーボーディストらしい。あぁ、納得!完全にオレのハートを撃ち抜かれたわ。
ジャズって、一般的に体温が低くてストイックなイメージがあると思うんだけど、これはかなり高揚感もあり、しかも抒情的。ジャズを基礎としながらも、もっと軽やかで、フロアで聴いても踊れる曲ばかり。コレ、多分、フロアで聴いたら両手が上がるわ。
どちらかと言うと、ホーンが無い分、クラブジャズ好きよりも、ロック好きの方が楽しめるんじゃねぇかな。久々のガチオススメ!