気ぃ付けるのはインフルエンザだけじゃねぇぜ、奥さん

え〜っと。
感染型急性胃腸炎ってモノに罹りまして、年度末を控えたこの忙しい時期に会社を2日も休んだTARです。お陰で痩せました。


水曜の夜、自宅で日本酒で晩酌をしてたら、どうにも酒が進まない。別に体調が悪いワケでもないのに、何故か酒が飲めない。飲みたくない。いつもなら四合飲むところが、一合でやっと。それでも二合入る徳利に入れちゃったんで「なんだか酒が美味くねぇんだよなぁ」なんて言いながら残りをイヤイヤ飲んでたけど、最後のぐい呑み一杯が飲めない。いつもならそのぐらいグイッて飲んじゃうのに、その夜だけはそれすら出来ず、仕方なくシンクに流した。その頃からナニか体調がおかしいコトに薄々感づいてたのか、9時半にはベッドに入ったのね。で、そのまま寝入って、ふと目が覚めたのが3時ちょい前。ホントに吐く寸前で目が覚めたってカンジ。急いでトイレに駆け込んで吐いて。ビックリした。外で結構な量を飲んで帰ってきて、夜中に目が覚めて吐くコトはあったけど、それ程の量を飲んでもないのに吐くか?オレ!って。それでもアタマのどっかで「まぁ、どっか調子悪ぃんだろうな。あと3時間寝りゃ治るべ」なんて思ってた。そのままベッドに戻って、ウトウト〜ってしてたら、またいきなりの吐き気。またトイレ直行。ベッドに戻るとさっきから1時間も経ってねぇ。早く寝ねぇと!と思いながらベッドに横になると、今度は強烈な腹痛。またトイレにダッシュ。上から下から、かなりの水分が排出されてクッタクタ。水分を摂ろうと水を飲んで横になったら、今入れたばっかりの水分が逆流。またトイレに。横になると内臓が動くからか、下痢か嘔吐のどっちかが発動。そんなコトをしてるうちに、いつの間にか時計は6時。とりあえず起床し、歯を磨きながら冷静に考える。「オレ、昨日、そんなに飲んだっけ?」「イヤ、飲んでない」「じゃ、ナマモノとか食べた?」「イヤ、食べてない」「じゃ、なんで?」なんて考えてるだけで吐き気。またトイレ。次第に吐くモノは胃液だけ、尻から出るモノもほぼ水という状態に。起きてきた嫁も娘も平気な顔をしてるってコトは、食中毒じゃねぇってコトで、まずは一安心。あとはウィルスしか考えられねぇ。ただ、夜中に起きた頃はまだ平気だったのに、徐々にカラダがダルくなってきて本格的な調子の悪さを自覚して、熱を測ってみたら37.5度。「あぁ、こりゃあ会社ダメだぁ」って。まぁ、出社を諦めたからって治るワケでもねぇんだけどさ。ただ、脱水症状が怖いんで、急いでポカリを買ってきてもらってちょっとづつ飲みながら水分補給するけど、排出量に追いつかないってのが現状。ちなみに、足を伸ばしてるのに妙にピリピリと痺れてたら、脱水症状になりかけの状態だから気をつけろ!


昨年の4月に風疹になった時も地獄だったけど、今回もかなり過酷な戦場だったわぁ。やっぱり嘔吐と下痢が定期的に襲ってくるってのは1秒たりとも気が抜けないって意味でも消耗する。もちろん、吐くのも体力を消耗するけど、ダルさMAXの状態でも合図がしたらトイレに駆け込むってのは、思ってる以上にツラいコトだというコトをココで訴えたいのですよ、ワタクシは!ってなコトで、水分を熱燗のようにチビリチビリと舐めつつ、多少下痢と嘔吐の波の間隔が長くなるのを待って、午後から病院へ行くコトに。ホントなら、うちのマンションの真ん前のビルに胃腸科専門医が入ってるんだけど、生憎の木曜定休。仕方ないからちょっと離れた内科へ。この時期、インフルエンザも怖いから、キチンと医療機関でお墨付きを貰っておかないと、会社にも迷惑がかかるからね。午後の診療が3時からだったんで、ちょっと早めに着いたモノの、待合室は年寄でいっぱい。コッチは熱で朦朧としてるわ、吐きそうだわで、ベンチに座ってるのもやっとなのに、前に座ってるババァ二人組、雑誌を読みながらペチャクチャとお喋り。病院の待合室コントってホントにあるんだな。「あの人、最近見ないわね」「なんか調子悪いらしいわよ」「あら大変ねぇ」本人達、そんなコト意識してねぇんだろうけど。1時間程待って、やっと順番が回ってきて、診察室へ。丸イスに座り、症状を訴えると「カキとか生モノも食べてないんでしょ?じゃあ、アレだ。年末ぐらいから流行ってるんだよねぇ、ウィルス性の急性胃腸炎。ホラ、”ノロ”とか”ロタ”とか聞いたコトあるでしょ?」まぁ、そんなこったろうと思って来てんだけどね、コッチも。インフルエンザじゃねぇコトだけでも確認が取れりゃ用はねぇんだわ。一通りの問診が済んだ後に、先生から「いくら水分摂ってもスグに吐いちゃうなら点滴でもしてく?」の一言。正直、今スグにでもトイレに駆け込みたいトコだったけど、オレが返事する前に「え〜っとね。×××(多分、クスリの名前)を200ね」と看護婦さんに指示。で、勝手に「じゃ、お大事に〜♪」って診察終了。そのままコートを持って、ベッドの並んだ別室に案内されて、言われるがままに点滴スタート。「約1時間ぐらいかかりますんで、寝ても構いませんが、針が刺さってる方の腕は絶対に曲げないでくださいね」って。そんなコト言われた上でも爆睡できるようなヤツ、病院なんて来ねぇっての。眠ってるのか起きてるのかギリギリの朦朧とした意識のまま、管を落ちる点滴を見てるうちに1時間なんてスグに経ってた。看護婦を呼んで針を抜いてもらい、会計をして、処方箋をもらって病院を出て、そのまま隣にある薬局へ。医者の話では、吐き気止めと整腸剤、熱冷まし、あと経口補水液が出てるらしい。薬剤師からの説明では、整腸剤は食前に1錠、吐き気止めは食後に1包って言うけど、そもそもナニも食えねぇのに食前も食後もねぇっての!「じゃ、適当な時間で飲んでいただいて結構です」超アバウト!結局、木曜日・金曜日はポカリと経口補水液OS-1だけしか口に入れてねぇ。あ、あとクスリか。土曜日になってから、やっと吐き気と下痢が治まってきたんで、食事もお粥ぐらいから食べられるように。このままこんな食生活してたら、相当痩せるべな。それはそれでイイか。

演歌、流行らそうぜ!

休みの度に雪が降りやがるから、出掛けるに出掛けらんねぇよ。映画を観ようと家を出たのに、映画館に着くまでに雪が本降りになったから、映画を観ずにラーメンだけ食って帰ってきたTARです。休みの度にラーメン食ってるな、オレ。で、運動もしねぇから太る一方だわ。


今、世界のファッションピーポーの間で、日本のけん玉が”Extreme Kendama”として静かなブームになっているらしい。元々は日本観光に来た外国人がお土産に買って帰って、それで遊んでるうちにワザがキメられるようになり、折角だからと動画を撮ってYoutubeにアップしたら、友人関係からの口コミで再生回数を伸ばし、徐々にブームになったらしい。それが逆輸入されて、今や原宿や渋谷辺りのショップ店員がマネして、休憩時間に遊ぶようになったとのコト。


ダセェ!


けん玉がダセェんじゃなく、元々が日本古来の玩具なのに、世界で流行り始めたからって飛び付く日本人の軽薄なメンタリティがダセェ。それも、子供の頃から慣れ親しんだけん玉なモンだから、日本人なら誰でもちょっとはワザがキメられるってのに、海外でブームになったからって、いきなり”Extreme Kendama”とか言い始めるトコがダセェ!小学校の頃に♪もしもしカメよ〜カメさんよ〜♪ってやってたクセによ。もし、世界的に日本の『演歌』がブームになったら、やっぱり「今、演歌が熱い!」とか言って飛び付くんだぜ。プライドとか無ぇのかよ!例えば、演歌好きを公言する世界的ギタリストであるマーティ・フリードマンが『ミュージックフェア』とかで石川さゆりと共演したとする。『天城越え』をロックテイストにアレンジして演奏する姿を、たまたま観光で日本に来ていた外国人が観ていたとする。「うぉっ!最近、マーティ・フリードマン見ないと思ったら日本に居たのか!クールだぜ!」と、Twitterに書き込んだとする。それを読んだ日本人が「こんなコトもしてるぜ!」と、坂本冬美の『夜桜お七』のバックで演奏する動画をYoutubeにアップしたとする。さらにそれを観た外国人が「コレってプログレ?ヤベェ!超カッコイイ!」なんてなカンジで、マーティーのネームヴァリューもあって、再生回数が伸びていったとする。そうすっと、やっぱり出てくるわな。「外国人だけど『夜桜お七』を歌ってみた」系の動画が。そのうち、競うように外国人が演歌を歌う動画がアップされるようになり、外国でも演歌というジャンル自体に注目が集まるようになったとする。北島三郎五木ひろしの動画も爆発的に再生回数を伸ばし、サブちゃんがデカい神輿の上で歌う『まつり』の動画なんて、アメリカ西海岸のサーフカルチャーと上手く融合して、「ロングボードに乗って『まつり』を歌ってみた」動画がアップされたりする。さぁて、そんなカンジで世界的にブームとなった『ENKA』に”流行っているモノにはナンにでも飛び付く”という軽薄な日本人はどうするか?もちろん「ENKA、やべぇよ!」なんて言い始めると思うわ。「あ、”演歌”じゃなく”ENKA”ね!」とか言いながらな。で、朝の情報番組でも取り上げられ、全国的に演歌ブーム到来。今まで散々ラップのスキルを磨いてきた地方の高校生も『オラ、東京さ行ぐだ』を歌いだす始末。そうすっと、どんなジャンルにもメジャーじゃない方へと向かう人間が居るもんで、ココにきて角川博とか渥美二郎とか渋い歌手を推す人も出てくる。新沼謙治も「ハトの世話してる場合じゃねぇ!」と、演歌クラシック『嫁に来ないか』を引っさげてパチンコ屋の営業に精を出すようになる。AVEXからアイドル並みのルックスの新人演歌歌手も現れ、EXILE TRIBEからもバックにパフォーマーを引き連れたENKA SINGERがデビュー。昭和からの古参に平成生まれの歌手まで新旧が入り乱れ、群雄割拠の様相を呈する演歌界。キングレコード日本コロムビア、ウハウハ。カラオケのトップランキングは演歌ばっかり。サーフショップの片隅でラメ入りの紫のダブルのスーツや蝶ネクタイが売られるようになる反面、着物も再評価されるようになり、裏原宿に着物専門の古着屋がオープン。スーツ・ドレス派か着物派で「どちらのスタイルがクールか?」で大激論。セレクトショップ店員の首からは金色のマイマイクがブラ下がり、店内では爆音で都はるみ『好きになった人』が流れるようになる。休憩時間にはショップ横でコブシの練習。店を閉めたら近所のスナックでのど自慢。イヤ、ENKA BATTLE。「昨日のBATTLE、熱かったなぁ」だって。地方ローカルのカラオケ番組に老若男女が集まり、平尾昌晃なんて、審査員としても作曲家としても引っ張りダコで、往年のピンクレディー並の忙しさ。韓国からも”K-ENKA”として桂銀淑やらチョー・ヨンピルが再来日。さらに”野獣系演歌”やら”癒し系演歌”とか言われる若手歌手も来日し、東京ドームでファンミーティング&握手会。露出の多い衣装を着た韓国人女性歌手も日本デビューし、新橋のお父さん連中も夢中で歌を覚えるように。そんな大ブームの中、森進一だけは浮かない顔。代表曲『おふくろさん』が歌えない。『襟裳岬』と『冬のリビエラ』だけじゃ、地方的にも季節的にも限定される。仕方なく森昌子とヨリを戻して『じゃがいもの会』も復活させるしか手は無いのか?どうする進一!どうするのだ進一!次週『進一、川内先生の墓前で手を合わせる』の巻!乞うご期待!


って、やべぇな!こんなコトしてる場合じゃねぇ!日本全国に散らばるのど自慢のこまっしゃくれたガキ共を集めねぇと秋元康に先を越される!とりあえず、城之内早苗の事務所に探り入れとけ!中澤裕子?『カラスの女房』?そんなん誰も覚えてねぇから、つんく♂ラインは無視してOK!さぁて、年末の紅白まで忙しくなるぞぉ!おめぇら、けん玉の練習してる時間があったら、マツキヨ行って「のどぬーるスプレー」買い占めて来い!

滑るのはリンクやゲレンデだけで十分

人間ドックの検診結果が送られてきました。総じて「酒の飲み過ぎ」とのコト。総ビリルビン値が高めで、このままいくと肝機能がヤラレる的な診断。それを焼酎を飲みながら読んでたTARです。


この週末、関東は完全にマヒ状態。主要な交通手段が完全にダウンすると、都市ってのは一気に脆弱性を露呈するね。慣れてねぇから分からないのか、ただアタマが悪いのか、ハイヒールで雪道を歩いてる若いオンナとか居るし。って、逆にヒールが雪に刺さって歩きやすいってコトかも知れないけど。それでも、関東地方ではまずあり得ないくらいの雪が降ってんだから、外出を控えりゃイイのに。それでコケてケガしたら元も子もねぇのにな。オレはず〜っと録画しておいた連ドラ観たり、ベースの練習したり。有意義だったかどうかは別の話。


で、夜になって、うちのマンションの下で救急車が来てたんで、タバコを吸いながらベランダから見てたのね。そしたら、親切な誰かが道路の雪を端に除けたために通行可能な道路の幅が狭くなってクルマがすれ違えなくなってて、端に寄って救急車を通してあげようとしてる一般車両もガッチガチに凍った雪の轍のせいで端に除けられない。バックするコトは出来たんだけど、延々と数十メートルをバックするにはちょいと面倒っていう状況。救急車は多分スタッドレスタイヤを履いてるんだろうけど、そのままちょっとだけ待って、一般車両が端に寄ってくれるのを待つか、バックして別のルートにするかを決めあぐねてる様子。救急車のサイレンと一般車両の後輪が空回りするウィーン!って音だけが空しく響くなか、それを聞いてたのか、目の前のパチンコ屋から店員らしき人が出てきて一般車両を押してなんとか救急車が通っていった。さすがにオレはマンションの上から見てたんで、手伝いに下に降りていこうかを悩んだけど、とりあえず早急にコトが解決して良かったわ。


それにしても、雪の影響で緊急車両が通れなくなるのは問題。しかも、雪の轍にタイヤを取られた一般車両が立ち往生して通れないなんて言語道断。多分、走ってるクルマも「ノーマルタイヤでも走れるべ?」ってな甘い考えで、チェーンも着けずに走ってたんだろうな。国道とかの交差点で信号を止まり切れずに横滑りもしくはスピンでもして、死ぬような恐怖を味わえばそんな甘い考えもなくなるんだけどねぇ。オレは新潟でそれを経験してるから、絶対にノーマルタイヤで雪道を走るような自殺行為は出来ねぇわ。


そんな話をタバコを吸いながらしてたら、ある人が「今の若い子って、オレらの若い頃と違ってスキーとかスノボとか行かねぇから雪道の怖さが分からねぇんだよな」って。うぉ!なるほどね!このご時世、オレらが若い頃のように猫も杓子も「スキー好き〜」なんて言わねぇもんな。昔はスキー板やボードを抱えて、駅前に集まってるヤンググループを見かけるコトもほぼ皆無。そんな金のかかる遊びをするくらいなら、カラオケやボーリングに行くってのな。一見ムダに思える若い頃の遊びでも、なんらかの経験値として蓄積されるモンだなぁ。高速に乗る手前の非常駐車帯でジャンケンで負けたヤツが雪ん中でチェーン着けたりしたモンなぁ。中に居るオレらゲラゲラ笑って見てたわ。そう考えると、不景気のドン底に居る今の子って可哀想だね。親父の稼ぎが少ないから、小遣いも少ないだろうしな。自分で稼いだバイト代もどぉせスマホ代とゲーム課金に消えちゃうんだろ?スキーなんて行ってる経済的な余裕がねぇわな。そんなんだもん、雪道の怖さを知る機会なんてあるワケぁねぇわ。よっぽど雪国で育って、実家の軽トラをブイブイ言わせてたとかなら話は別だけど。とりあえず、今の高校3年生は滑らずに無事大学生になったら、是非スキーでもスノボでも、思う存分滑りまくって欲しいわな。その経験が社会人になった時に役に立つコトがあるかも知れないからね。

冬季オリンピック、南極あたりで静かにやってくんねぇかな

超面白ぇ!なんだっけ?佐村河内氏、つったっけ?どっかのニュースサイトじゃ「佐村氏」って書かれてたけど。もぉ別人じゃん、それ。で、野郎、実は耳も聴こえてたらしいじゃん!ピアノがちょっと弾けるぐれぇの実力らしいじゃん!ゴメン!こりゃ完全に『詐欺師』だわ!ゲラゲラゲラ。被爆二世ってのもウソで、あの髪もヅラ、ヒゲも付けヒゲ。実はオンナでした!ってぐらいじゃねぇと世間は納得しねぇぞ、コレ。


で、今日から開幕とか言ってるけど、そんなに冬季オリンピックパラリンピックって盛り上がってるか?全然興味がねぇから、毎朝毎朝「今日のソチの天気はぁ〜」とか言われても鬱陶しいだけだわ。別に批判してぇワケじゃないけど、行くまでは「メダルが期待される」とか言われてた選手が初日に予選落ちとか、腐る程あるじゃん?周りの勝手な期待を押し付けるなっての。と言うよりね、大会スローガンで「参加するコトに意義がある」って言ってるのに、メダルを期待してど〜すんだ?って思うのよ。


あとね、うすら寒くなるのが、冬季オリンピック種目のアスリートって、引退した後、ナニすんの?荒川静香ぐれぇになると、コメンテーターみてぇな仕事が出来るとは思うけど、世間の注目が集まるフィギュアスケートの金メダリストだからじゃん?メダル獲る前から、そこそこ知名度あったしね。でも、オリンピック開催前まで、世間が金メダルを散々期待してたのに獲れなかった選手は、その後の人生、どうやって過ごすんだろう?結局は良くてコーチとか監督、大抵はアマチュア相手の指導者にしかならない、いや「なれない」でしょ?まぁ、子供の頃からそれしかやってこなかったんだもんな。他の仕事をしようと思っても、そりゃなかなか難しい選択だよな。ただ、指導者って言ってもピンキリじゃん?チビッコ集めて教えるコーチも居れば、一流選手に付いて指導するコーチや監督も居る。元々の競技人口が少ないうえに、さらに世界を目指せる逸材なんてどれだけ居るよ?若い頃から競技者として国際社会に出て、勝負の世界に身を置いてたら、それなりの経験値は積んでるとは思うけど、それって一般人に必要な経験値じゃねぇもんな。若くして才能のある子を国際舞台に通用する選手にまで育てるような仕事なら、その経験値は役に立つだろうけど、大学や高校の雇われコーチじゃ、折角の経験値もムダにしかならないと思うんだわ。まぁ、ぶっちゃけ、そういう仕事しか残ってねぇと思うのよね。一流コーチや一流の監督って、やっぱりメダリストがなるもんだろうし。大体から、金メダルを期待される選手ってのは、10代の頃から将来を嘱望されてただろうし、合宿やら大会やらで学校にも行けなかったんじゃない?本来、若い頃にナニも考えずにバカやって、っていう経験はほぼ皆無なワケじゃん?正直、親として、そんな人に子供を預けられねぇわ。(うちの娘がウィンタースポーツで世界を目指すかどうかって話は別にしてね)


今回から正式種目になった女子スキージャンプの高梨沙羅選手なんて、今、17歳とかだっけ?完全に学校なんて行ってねぇじゃん?人生の中で一番楽しい時期だろうに。今回、もし金メダルを獲ったとする。次回の冬季五輪で21歳。まだやれるな。次で25歳。次で29歳。まぁ、どっかの誰かみてぇに7回もオリンピックに出て、メダルを獲ってねぇってヤツもいるけど、30歳で現役引退したとする。さぁて、引退後にナニしますか?出来るコトと言ったらスキージャンプしかねぇわな。運良くどっかのスポーツメーカーの開発に拾われたとしても、根本的に環境が違い過ぎる。競技者としての意見を製品に反映するコトは出来るだろうけど、40歳になってもやってるか?って言われたら微妙じゃね?まぁ、女子なんで、イイお歳になったら結婚して家庭に入るって選択肢もあるけど、じゃ男子なら?って思うと、ゾッとしない?前述の某男子スキージャンプの選手なんて、41歳だぜ?普通に会社勤めしてたら、そこそこの中堅社員だろ?管理職でもおかしくねぇよな?それが自分の人生を賭けて、両足に板付けて、雪の坂から滑って、ジャンプというか落ちて、どれだけ飛んだ!とか言ってんの。恐くない?今回もメダル獲れなかったら、って思ったら、相当怖くない?残る選択肢は「引退」だろうな。さぁて、引退後にナニしますか?まぁ、4年に一度、どっかのTV局から声がかかって、現地リポートなんて仕事も入ってくるかも知れない。それも、相当運が良ければの話。じゃ、その間、ナニして食っていく?地元に戻って、スキージャンプの指導者?ハイ。最初の話に戻っちゃった。どれだけの需要があるよ?あとは、ネームバリューを活かして飲食店とか?カウンターの奥に現役時代の写真とかトロフィーとか飾って?「あの選手と飲める店」ってのがウリ?最初の頃にはモノ珍しさもあって客が集まるかも知れないけど、外食産業だってそう甘くねぇだろ?下手に世界を目指せる才能があったが故に、その競技にしがみついていられた結果の悲劇だな。真夏に「はぁ〜。早く冬にならないかなぁ〜」って言いながら余生を送ってください。


ハッキリ言っちゃうよ。ウィンタースポーツなんて、レジャーで済ましておけば良かったんだよ。どぉせ冬にしか出来ねぇんだから。しかも、冬ならドコでも出来るってモンでもねぇ。基本、雪が無きゃ出来ない。もしくはリンクが無きゃできない。そんな地域限定スポーツだぜ?人生賭けてまでやるようなモノじゃねぇと、オレ個人は思ってるんだけど、世間的にはどう見られてるんだろう?まぁ、スポーツ全般、そうなんだけどさ。それでも野球やらサッカーなら、まだまし。ボブスレーの選手?おいおいおい。夏場、どうやって収入を得てんだよ?カーリングで金メダル?それはペタンクのワールドチャンピオンよりスゴいコト?もぉ勝手にやればぁ?って思うわ。


オリンピック選手が「応援していただいている日本のみなさんのために、全力で頑張りたいと思います」とか言ってるのを見てると、言ってあげたくなるね。「日本のみなさんの中にオレを入れんな。別におめぇのコトなんて応援してねぇから、変なプレッシャーを感じずに伸び伸びと精一杯やればイイんじゃない?」って。実際、オレ、オリンピック観ねぇし。メダルを獲って帰ってきたトコで、1年後には忘れちゃうし。え〜っと、前回の冬季五輪ってドコだっけ?アルベールビルカルガリー?もぉ、毎回南極でひっそりと静かにやってくれよ。興味のカケラもねぇ人間を巻き込むな。

ウソついても、いつかバレるもんだねぇ。

インフルエンザが猛威を振るい始めておりますが、いかがお過ごしでしょうか?TARです。もぉ毎年のコトなんだから自己防衛ぐらいしましょうね。大人なんだから。それでも罹ってしまったら、マジで会社、来んな!来る途中の電車ん中でもウィルスを撒き散らして、会社でも撒き散らす気か?あぁ?で、その上司も「完治するまで自宅待機!」ってハッキリ言えよ!「仕事が残ってるから」とか言いやがるけど、そんなの「仕事に対する責任感」でもなんでもねぇよ、バカ。責任感がある大人なら、まず他の人への感染を考えて、会社なんて来ねぇっつの。他の人間に感染したらどう責任取るつもりだよ?仕事なら他の人に割り振るなり、納期を延ばしてもらうなり、対策の執り様があるっつの。輝け!いや、Shine!いや、死ね!


それにしても、あの名曲、別の人が作ってたんだってねぇ〜。いやぁ、NHKでインタビューを見た時から「うさん臭ぇぇぇぇ!」って思ってたんだよねぇ。モジャモジャの髪とモジャモジャのヒゲ。薄暗い部屋なのにサングラスで受け答えをしてて。なんか、視力も弱いとかって話だったっけ?ただ、オレ自身、絶対音感があるワケじゃねぇから「聴覚障害があっても作曲ってできるのかぁ。すげぇなぁ」とか「芸術家は変わり者が多いからねぇ」程度の興味で見てたんだけど、それでも「うさん臭ぇぇぇぇ!」って思ってた。とは言え、本人の容姿はもとより、誰が作ろうが曲の素晴らしさは別モノよね?本人が作ってないってコトが分かった途端に手のひらを返したように「曲を聴いてファンになったのにガッカリです」とか言っちゃうバカ、アレ、なんなの?別の人が作った曲だとしても、その事実によって曲の素晴らしさが低減するワケじゃねぇだろがよ。某ニュースサイトのコメントを見てたら、音楽教室を主宰している女性が「コンサートも行って、CDも買ってたのに、騙された!」だって。え?ナニ?アンタ、曲の素晴らしさによってファンになったんじゃないの?曲が素晴らしければ、作った人がホームレスだろうがキ○ガイだろうがイイんじゃないの?それって、ただ単に「被爆二世で、聴覚障害を乗り越えた人が作った曲」っていうお涙頂戴的な勝手なスパイスを振りかけてただけじゃん。そういう『ストーリー』に対して心震わせてる自分が好きなだけってコトを露呈させただけの話。音楽でメシ食ってるクセに、そこの分離が出来ねぇか?


ぶっちゃけ、イイ曲なら誰が作ろうが別に良くない?オレ、バッハもベートーベンもモーツァルトも個人的な性格や性癖も知らないもん。さすがにルックスはホワ〜ッとぐらいは知ってるさ。でも、人となりなんて知らない。でも、彼らが何世紀も前に作った曲が聴き継がれて、弾き継がれてるワケでしょ?曲の素晴らしさと作曲したヤツなんて関係なくない?もちろん、作曲してねぇクセに作曲したっていう『ウソ』はダメだけど、それが曲の評価には一切関係しないじゃん。人の評価は関係するけどね。だから「CD買ったのに、騙された!」とか言ってるヤツってアタマおかしいんじゃねぇかと思うわ。まぁ、作ってねぇ曲を「自分が作った」って言っちゃうヤツもアタマおかしいけどね。

バドの潮田に似てる気するの、オレだけ?

ココ数日の間に、いきなりメディアを騒がしはじめた『リケジョ』って言葉に違和感を覚えるTAR(一応、理系)です。将来の夢は「ニオイの出るTVを開発して、それで儲けた金でムツゴロウ動物王国を再建するコト」です。日本全国の夕飯時に、動物王国の新鮮なスメルをお届けするために日夜研究をしています。牛の吐くゲップのニオイに涙した夜も数えきれません。ただし、グルメ番組から発せられるニオイだけでご飯を食べる貧乏家族の期待の星になるべく頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


それにしても、理系の女子を略して「リケジョ」って、それはそれでどうなの?ってカンジ。なんでもかんでもカテゴライズすりゃイイってワケじゃねぇだろ?「歴史好きな女子=歴女」や「BL系のマンガやゲームが好きな女子=腐女子」にも違和感があったけど、十把一絡げなカンジがいかにもマスコミが飛び付きそうなネタっぽくてイヤだわぁ。だったら「魚肉ソーセージが好きな女子=ギョニジョ」とか「うっすらとヒゲが生えてる女子=ヒゲジョ」とか、なんでも作れるじゃん。「JoJoの奇妙な冒険が好きな女子=ジョジョジョ」で、今年の流行語大賞を狙う気か?極論を言えば、研ナオコのデビュー当時のキャッチコピーは「ピーターに似た女の子」だから「ピタジョ」なのか?って話だよな。「え〜。本日のぴったんこカンカンのゲストは、ピタジョでお馴染みの研ナオコさんで〜す」「こんばんわ〜!ってオイ!なんだよ、ピタジョって?」っていう安住のオープニングトーク研ナオコのガッチガチに固めた前髪が目に浮かぶわ。浮かばないわ。


結局、マスコミが一事が万事の如く「今、こういうのが流行ってますよ」的に分かり易く世間に知らしめるためにでっち上げたネタでしかねぇんだよな。こうなったら「ムーミン好きな女子=ムミジョ」か「かっぽう着で実験する女子=かぽ女」でもイイじゃん!って気もするよ。それか、この際「STAP細胞を発見した女子=スタジョ」ってコトでFIXしようぜ。世界でたった一人しか居ねぇけど。

劇団柿食う客『世迷言』@本多劇場

あ、そう言えば、人間ドックの後にクルマのディーラーに行ったのね。そりゃあ折角1日休みを取ったんだから有意義に使わないとね。ってコトで、クルマの半年点検をしてもらったんだけど、ついでにコスったトコロも見てもらったら、なんと!キレイになりました!キズかと思ってたのは、実はコスった立体駐車場の鋼製の柱の塗装がガッツリ付着してただけの話で、キズらしいキズはほとんどナシ。よくよく目を凝らせば「あぁ、キズがあるねぇ」って程度。いやぁ、安心したわぁ。


で、人間ドック、クルマの定期点検と立て続けに用事を済ませて、夕方から下北沢へ。劇団柿喰う客の舞台『世迷言』の初日公演を観劇しに、本多劇場へ。なんだか芸能人の休日みたいでしょ?ウフフフ。で、この日は観劇部としての今年一発目の部活動。一時は部としての存続自体も危ぶまれましたが、なんとか活動が継続できるコトになり、ほっと一安心。って言っても、ただいつものメンバーで舞台を観て、その後グダグダと飲みながら感想を言い合うってだけの活動なんだけどねん。さてさて、昨年オレが初めて観た柿喰う客の人気シリーズ『女体シェイクスピア』とは趣きが異なる今回の舞台『世迷言』は、ネタバレになるから詳しくは書きませんが、日本古来の御伽噺をモチーフにした新作。日本人なら誰でもが知ってる有名な御伽噺が元になっているんで設定は古典ながらも、舞台装置、衣装、演出、音楽、全てが現代的でスタイリッシュ。


1年半振りの劇団本公演というコトで、柿喰う客の劇団員の他に、何名かの客演が参加。特筆すべきは「現代劇の女形」との異名を持つ篠井英介の参加。えらい大物を引っ張って来たな!ってトコロから、劇団としての人気や勢い、チカラの入り方が分かるというモノ。篠井さんクラスって、ポッと出の劇団公演にゃ出ないでしょ?やっぱり勢いがあるんだなぁ。初日ってコトもあったけど、確かに客席は満員御礼。それも女優しか出ない『女体シリーズ』とは違って、女性客9割ってトコ。男の劇団員が出る公演は女性客が多いね。それも結構なご年配のマダームもチラホラ。わざわざ本多劇場まで来るってコトは、関係者・身内以外は余程の劇団ファンなのかな?まぁ、確かに看板俳優の玉置玲央は、森山未來を彷彿とさせるルックスとカラダのキレを持つイイ男。若い女性の演劇ファンのみならず、ステキなマダームまでも虜にしてしまうのかも。個人的な主観ですが、篠井さんは別にして、彼一人だけ別格のオーラ。演技が上手いって言うより、雰囲気があると言うか、色っぽいと言うか。つい彼ばかりを目で追っちゃうカンジ。まぁ、他の役者もイイんですがね。あと、元々『女体シリーズ』自体、男性の役も女性が演じるっていう、言わばユニセックスの配役をする中屋敷だけど、その特徴が、篠井さんが入るコトでより際立ってる印象。男性の役を女性が演じ、女性の役を男性が演じる。それでも全く違和感を感じさせない演出。全公演で行われるオールキャストをシャッフルして上演される「乱痴気公演」があればコソの経験値なのかな?劇団全体で上手いです。


観終った後の正直な感想は「あれだけ広げた大風呂敷をキレイに畳みやがったな」ってカンジ。まぁ、上手いわ、中屋敷法仁!完全にヤラレた!前回の『失禁リア王』も、とんでもなく長いシェイクスピアの戯曲をキレイに一時間半に落とし込んだ手腕に感服したけど、それが遺憾なく発揮されてる。今回は完全に中屋敷のオリジナルってコトで、正直「お手並み拝見つかまつる!」ってなぐらいの期待値だったんだけど、見くびってた自分に反省。観てる途中は「どれだけのシークエンスが輻輳するんだよ、コレ!」って、ちょっと心配になるくらいだったけど、「おぉ!ソコとソコを繋げるか!」とか「アレが伏線だったのか!」と、観ていて気持ちがイイくらいにキレイにハマっていく。かなりのカタルシスが得られます。


柿喰う客自体が本多劇場初公演だったらしいけど、多分、次は渋谷か池袋になるんだろうなぁ。オレ個人の感想では、中屋敷のスタイルが野田地図(野田秀樹)に近い印象だから、池袋に行くんじゃねぇかと思ってるけど。少しでも興味があったら、是非観て欲しい劇団です。オススメちゃん。