相変わらず、のっちと本田翼の区別がつかねぇよ

久々のPerfumeのアルバム。2年振りのリリース。ちぅか、ココで音楽ネタ扱うのが久しぶり。
いや、ネットで旧譜のCDを漁っては、ちょこちょこと買ってるのよ。毎月平均で5〜6枚は買ってるハズ。でも旧譜の記事書いてもしょうがねぇだろ?オレが『グループ魂』のインディー時代のCD買って、”破れるに壊すと書いて破壊”コト阿部サダヲが映画『謝罪の王様』のプロモーションでTV出てるの観て、なんだか複雑な気持ちになったコトを書いても面白くねぇだろ?「このアルバム、作詞・作曲・コント構成の全部がクドカンじゃん!」って書いちゃったら、結局『あまちゃん』のコト思い出しちゃうだろ?シクシクシク。


LEVEL3(初回限定盤)(DVD付)

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最近はワーカホリックが治ったのか、新譜のリリースが減ったと思っていた中田ヤスタカ。よくよく考えてみたら、このアルバムのリリースに続いて、メインのcapsuleのアルバム『CAPS LOCK』も10/23に発売予定。なんだよ。結局、ワーカホリックは相変わらずなんじゃん。


先日、たまたまタモステを観てたら、Perfumeとぱみゅさんが初共演だったらしく、言ってイイコトと悪いコトの判断が弱いあ〜ちゃんが「今まで、音楽性が似てるってコトで共演するコトが出来なかったんですよぉ!」って、大人の事情を暴露。笑ったわぁ。
でも、中田ヤスタカが手掛けるアーティストでも、ある程度、方向性や色みたいなモノで作品が区別できたけど、最近は微妙になってきたカンジ。『capsule』はクールで無機質な世界観で完全フロア対応、『きゃりーぱみゅぱみゅ』はポップ&キャッチーで万人ウケする分かりやすさが持ち味で、その丁度中間ぐれぇの一番オイシイポジションが『Perfume』かと思ってたけど、このアルバムは、今までのPerfumeよりもcapsuleに寄ってってる印象。まぁ、アルバム全部が丸々フロア対応ってほどでもないけど、曲によっては「コレ、ヴォーカル必要かぁ?」って、根本的にPerfumeの存在意義を否定するような曲もあって、方向性がブレてきてねぇか?って。
例えば『未来のミュージアム』なんてドラえもんの映画とのタイアップだったから、初期のPerfumeが持ってた近未来的でコマーシャルなイメージのダンスポップになってるけど、その次の曲『Party Maker』なんて完全にフロア対応。中田ヤスタカもそれを狙ってのコトだとは思うけど、ほとんどPerfumeらしさは存在しない。あくまで声の素材として使われてるだけ。んで、その次が、スローテンポに切ない歌詞が乗るPerfumeらしさ爆裂の『ふりかえるといるよ』って流れ。ヴァラエティ豊かなアルバムに仕上がったって言えば聞こえがイイけど、今だにPerfumeを”アイドルとして”見てるファンからは批判が出る気がする。って、そういうファンは『ポリリズム』以降のにわかファンだろうけど。


具体的には、昔ほど歌詞に重要性がなくなってきているというか。
多分、Perfumeの3人が大人になってきて、今までcapsuleが担ってたクールネスを多少トッピングしても違和感がなくなってきたんだろうな。と言うか、capsuleはビジュアルなしでも十分イケるんだけど(いや、逆にこしじまとしこ嬢のヴィジュアルを前面に出せないと言うべきか・・・)、ぱみゅさんもPerfumeも、結局はダンスパフォーマンス込みの”ビジュアルありき”じゃない?単純に”音楽性だけ”で売ってるワケじゃなく、ファッション性やダンスがセットになって初めて本来の魅力が開花するってアーティスト。別にそれが悪いってワケじゃない。そういうアーティストなんていっぱい居るし、マドンナだってレディ・ガガだって、そういう要素はある。結局Perfumeは3人がシンクロするダンスパフォーマンスが最大の魅力だから、よりLiveが盛り上がるような曲作りにシフトしてきてるんだろうな。まぁ、既に海外進出を果たしてるPerfumeだもん。海外のリスナーにはそっちの方向じゃないとなかなかアピールできないわなぁ。そのうち、日本語の歌詞すらなくなっちゃうかもね。